2025/02/01

写真を撮影する

写真を撮影する、というのは自身の身体が撮影する現場に立ち会っている、を前提にしています。私の場合はですが。
ですからどれほどデジタル機器が進化しようと、画像加工技術が優れていても、撮影した瞬間その場にいなければ、写真作品になりません。知識や技術とは別の要素が求められます。
強いて言えば上手く撮る、とは次元の違うもの、むしろ無意識的な感覚と言えばいいのか。そんなものあるわけないと思われるかもしれませんが、偶然、不意に立ち現れた直観と言えば少しは近いのかも。
その時に感じられても消えてしまうものもあるので、自信持ってこうだと言えません。
ただ、何かと対比することによって成立するものでないことは確かです。
記憶のさらに下層にある無意識が、偶然表面に浮き上がってきたようなものでしょうか。


2025/01/26

『ゆとりが丘クリニック便り』

『ゆとりが丘クリニック便り』

とてつもなく素晴らしい本に巡り合った。

その名は『ゆとりが丘クリニック便り』駒草出版、著者は高橋邦尚先生。岩手県滝沢市にある「ゆとりが丘クリニック」院長である。
著者と私は面識がない、多分。一関ジャズ喫茶「ベーシー」のマスター菅原正二さんから送られてきた本なので、もしかしたら「ベーシー」でお会いしたことがあるのかもしれない。

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2025/01/01

織部の消息

織部の消息

明けましておめでとうございます。

今年もまた例年の如く質素な床飾りにしました。
侘助も酢橘も自家栽培です。

元々、価値ある古美術を持っていたわけではありませんが、ある時集めたモノ全て手放して、この織部の消息だけを残しました。

新年になると、毎年この消息を飾ります。
内容は織部が開いた茶会に来られた客人への礼状です。
織部の字が好きと言うこともありますが、文面を読んで交互に三人の武将の人生をなんとなく想像するのです。

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