2018/08/11

写真と珈琲のバラード(42)

久しぶりに珈琲の話。

前回は、焙煎した豆を 冷却する際に佐渡島でつくられた笊を使ってる、でした。
今回も道具の話をします。

私は1kg用の手回し焙煎器を手作りし、毎日使っています。多い時は日に4〜5回は焙煎します。焙煎が終わり熱が少しでも冷めた時期を見計らい、その度に焙煎器を分解掃除します。器内に付着してるチャフ(薄皮)を取り除くためです。
続けて焙煎する場合、残存してるチャフが焦げて、臭いが珈琲に着いたら嫌だからです。そのチャフや要らない残存物を取り除く掃除にハケが必需品です。
このハケにも実は向き不向きがあります。
いろいろ試した挙句、私は、京都三条の橋袂に店がある「内藤商店」のハケを使ってます。
なんとも使い勝手や手まわし感がよろしいのです。元々は、京都に設計事務所がある数寄屋建築の「三角屋」さんの紹介で知ったのです。

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2018/04/15

写真と珈琲のバラード(41)

BISHIN JUMONJI GALLERY
次回展示のお知らせ
タイトル:「修羅」失われた記憶
会期:2018/5/23(水)~6/25(月)

ご挨拶

今年に入ってから京都、佐賀、熊本、再び佐賀、福岡、兵庫、姫路、酒田、山形と移動して、さらに兵庫、京都、大阪、5月は北海道の羅臼へ行く予定です。具体的に何を撮る、という目的もなく、気が向いたらその場所へ行ってみる、そんな旅です。
気が向いたら、と書きましたが、何に対して気が向くのかと言いますと、なんでしょうか、自分でも何故その場所へ行きたくなるのかはっきりした理由はわかりません。何処へ行ったところで、明確な被写体が私を待っているわけではないのです。
昨年からなんとなく思うことがあり、その、なんとなくを確かめている気がします。

昨年の7月に旧友の藤崎を亡くしました。
お互い10代の頃に知り合い、しばらくの間は毎日、密に会っていました。私にとってどんな友人だったか、詳細は写真集『感性のバケモノになりたい』の「藤崎」に書いたので繰り返しませんが、彼を亡くしたことで、記憶について考える機会が多くなったのです。

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2017/12/07

写真と珈琲のバラード(40)

十文字美信「劇顔2017年」展十文字美信「劇顔2017年」展

DMが完成しました。
デザインは太田和彦さん。

これら12点の作品は、雑誌『シアターガイド』の「劇顔」2017年1月号~12月号のために撮影した写真を、十文字美信のオリジナルプリントで展示しました。全て開演直前、或いは閉幕直後の数分間で撮影したものです。
自らの肉体を使って、未知なる宇宙空間へ精神を解き放つ役者の顔に、表現のあらゆる可能性を見つけようと試みた作品です。
一点一点の写真に鑑賞者の想いを重ねることでそれぞれが完成する新しい試みのポートレートだと思います。


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