2018/09/02

写真と珈琲のバラード(43)

多摩センター駅前にある多摩美術大学美術館で9/1日より「神仏人」展が始まる。
兵庫県加東市の文化財を展示したもので、縁あってポスター、カタログの表1、表4、撮影と会場照明を手掛けた。
加東市はそれまで行ったことがなかったが、仏像に興味ある者なら、よく耳にする地名です。京都から西、播州や四国との境に位置し、中世の文化を考える上では欠かせない都市です。写真家の目から見ると、大変興味深い仏像が数々あります。中でも朝光寺の秘仏千手観音像、播州清水寺の秘仏毘沙門天像は、おおいに一見の価値あり。今回撮影のため、つぶさに拝見させていただきました。ご住職、加東市教育委員会の方々に感謝いたします。アップした2体以外にも、普段は目に出来ない秘仏の数々が、展示されました。
このような機会はあまりないと思います。私大の展示としては大変ユニークな試みと思います。
時間ある方はぜひご覧ください。


2018/08/11

写真と珈琲のバラード(42)

久しぶりに珈琲の話。

前回は、焙煎した豆を 冷却する際に佐渡島でつくられた笊を使ってる、でした。
今回も道具の話をします。

私は1kg用の手回し焙煎器を手作りし、毎日使っています。多い時は日に4〜5回は焙煎します。焙煎が終わり熱が少しでも冷めた時期を見計らい、その度に焙煎器を分解掃除します。器内に付着してるチャフ(薄皮)を取り除くためです。
続けて焙煎する場合、残存してるチャフが焦げて、臭いが珈琲に着いたら嫌だからです。そのチャフや要らない残存物を取り除く掃除にハケが必需品です。
このハケにも実は向き不向きがあります。
いろいろ試した挙句、私は、京都三条の橋袂に店がある「内藤商店」のハケを使ってます。
なんとも使い勝手や手まわし感がよろしいのです。元々は、京都に設計事務所がある数寄屋建築の「三角屋」さんの紹介で知ったのです。

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2018/04/15

写真と珈琲のバラード(41)

BISHIN JUMONJI GALLERY
次回展示のお知らせ
タイトル:「修羅」失われた記憶
会期:2018/5/23(水)~6/25(月)

ご挨拶

今年に入ってから京都、佐賀、熊本、再び佐賀、福岡、兵庫、姫路、酒田、山形と移動して、さらに兵庫、京都、大阪、5月は北海道の羅臼へ行く予定です。具体的に何を撮る、という目的もなく、気が向いたらその場所へ行ってみる、そんな旅です。
気が向いたら、と書きましたが、何に対して気が向くのかと言いますと、なんでしょうか、自分でも何故その場所へ行きたくなるのかはっきりした理由はわかりません。何処へ行ったところで、明確な被写体が私を待っているわけではないのです。
昨年からなんとなく思うことがあり、その、なんとなくを確かめている気がします。

昨年の7月に旧友の藤崎を亡くしました。
お互い10代の頃に知り合い、しばらくの間は毎日、密に会っていました。私にとってどんな友人だったか、詳細は写真集『感性のバケモノになりたい』の「藤崎」に書いたので繰り返しませんが、彼を亡くしたことで、記憶について考える機会が多くなったのです。

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