山岡道阿弥の傑作空間

4/29日に三井寺光浄院客殿を撮影したのは42年ぶりでした。その時気づかなかったことがあり、福家長吏にお願いして昨日7/29日に3度目の撮影をさせていただきました。上手く撮れなかったからではなく、1回の撮影では光浄院客殿の真実に近づけなかったからです。
1601年、山岡道阿弥によって再建されたこの建物は、客殿の名のとおり、三井寺及び道阿弥にとって重要人物を招いて接する空間であったわけです。ところが私にはそれだけではない、客殿としてだけでは解釈しきれない、もっと別な思いを道阿弥はこの建物に託したのではないか。
客殿は表向き、日常は道阿弥の私的理想空間としてこの建物を再建した、そう感じたのです。
結果的に二度の撮影になりましたが、戦国時代末期に武将、僧侶、茶人と複雑な人生を生き抜いた山岡道阿弥の傑作空間に迫れたと思います。
9/3日に三井寺で私が話をする時に、撮影した写真をご覧いただきたい。そしてこの国宝空間三井寺光浄院客殿を実際に体験していただきたい。

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