2017/06/25

写真と珈琲のバラード(32)

久しぶりに珈琲の話です。
以下はあくまでも個人的な感想です。

私は自分で珈琲焙煎を始めてから今年で8年目になります。香り、味、口当たりなどが、工夫次第でいかようにも変化することの面白さに目覚めて、ほとんど毎日実験を繰り返しています。最近確信したことの一つを話します。

生豆の焙煎というのを実際に見たことがなくても、なんとなく具体的なイメージを持つことは出来ると思います。火力と時間との相関関係であらゆる方向に変化していきます。それはもうやり方次第でどんな珈琲にもなるのです。どの種類の豆にも酸味から甘味、苦味を取り出すことが出来ます。モカは酸味が強いとか、グァテマラは苦味があるとか言っているのは、そのように焙煎されているからなのです。モカを甘味で止めることも出来るし、グァテマラに酸味を感じさせることも焙煎次第で出来るのです。さて、今回話すのは焙煎が終わってからのことです。

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2017/06/11

写真と珈琲のバラード(31)

現在 BISHIN JUMONJI GALLERY で展示してる「常ならむ working print 展」は、残り2週間になりました。大勢の方にご覧いただいていますが、まだの方はぜひ来廊ください。
写真集の印刷本刷りも順調に進行し、予定どおり6/30日に刊行します。希望された方は30日以降であればお渡し出来ます。しばらくお待ちください。
次回展示をお知らせします。
期日は7/7日を初日として、タイトルは
「海と腕」
です。
私が撮り続けている冬の日本海と残闕の腕を並べて展示します。実は、15年ほど前から試していたことがあり、今回新たに発表することにしました。ぜひご覧いただきたいと思います。


2017/06/09

写真と珈琲のバラード(30)

写真集『常ならむ』の本刷り立会いは、奈良県高取町にある岡村印刷さんで順調に進行中。カラーが終わり、モノクロの台に入りました。
モノクロはやはりダブルトーンですね。どう頑張ってもオフセットの4色では出せないモノクロの世界があります。特色のグレーは、毎回インクを練って作るわけですから、言ってみれば今回は「常ならむグレー」というべき色になるわけです。
また、その特色グレーを何%刷った上に黒を重ねたら、私が望む、厚みある黒色になるのか、これはもう、今までの長い経験値から導き出されるものです。私と岡村印刷技術者との信頼と信頼から生み出される結果です。


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