2016/11/08

写真と珈琲のバラード(1)

1820年イギリス ダペンポート製 金彩藍手彩色花図紋1878年イギリス ローヤルクラウンダービー製

しばらくブログに文章を書くことから遠ざかっていました。作品作りに追われて時間がとれなかった。少し落ち着いたので、ブログを再開しようと思う。ついては、わたしが一等興味を持っていること、毎日何らかの形で関わっていることを主として書いていきます。一応題名を「写真と珈琲のバラード」とします。写真と珈琲についての想いを繰り返すことになるでしょうから、ちょっと洒落たつもりで「バラード」としました。

第1回目の話は写真と珈琲との合体。つまり、本日、私がコレクションした珈琲カップを撮影したのでその話から。

カップを撮影する、というのは、業界用語で「ブツ撮り」のひとつです。私はいわゆる「ブツ撮り」は専門ではありませんが、器や食品、機械などを撮影するのは好きです。光の当て方次第でどのようにもなるので、ライティングが好きな人は総じて「ブツ撮り」が好きだと思います。

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2016/09/02

十文字美信写真展『刻々』

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BISHIN JUMONJI GALLERY 次回展示のDMが完成。デザインはパリ在住の市田kyoさん。印刷は岡村印刷です。

展示する作品は、水の様態を撮影したシリーズの未発表最新作。

展示期間は10/1~11/28まで。期間中、作品展示入れ替えがあります。

 


2016/07/18

次回刊行予定の写真集

道

昨年刊行した写真集『或るもの』に続き、11月完成を目指して次の私家版写真集『常ならむ』の暗室作業に追われています。
『常ならむ』は、5章から構成され、それぞれ、解体された仏像の部位を撮影した「残闕」、落下する水の様態に注目した「滝」、風化した路傍の石仏の顔だけを撮影した「白仏」、枯れていく花の姿を慈しむ「神殿」、行き先の見えない「道」からなっています。
20年前から撮影している「道」や「滝」。4年程前から取り組んでいる「残闕」、「神殿」、「白仏」ですが、現在もまだ撮影を続けています。
共通したテーマと思われるものは、明確に自覚出来ませんが、存在するすべてのものを少しずつ変化させる「時間」というものに着目したのではないか、と思っています。
完成した写真集『常ならむ』も希望者に差し上げたいと思っています。引き続き制作経過をフェイスブック上にアップしていきますので、興味ある方はお待ちください。

 


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