2015/08/04

写真集『或るもの』

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過去の写真を整理しています。

撮影する時はたくさん撮りますが、それを撮り終わる頃には次に撮りたいものに気持ちが行ってしまうので、撮った写真ばかりが溜まってしまいます。
なんとかしなければと思っているうちに、40年以上経ちました。
ついに、思い切って捨てることにしました。
どうしても捨てられないものだけ残して、好きだけど、ぐらいの写真は全てシュレッダーにかけました。

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2015/06/17

鳥飼酒造のホームページ

先月(5月)はフランスの北東部にあるコルマールという街に行き、今月3日に戻りました。
もちろん仕事です。
最近は、と言っても2年ぐらい前から、再びコマーシャルの仕事が増え始め、それに伴って海外ロケも多くなり、今年はもうすでに4回の海外出張です。
帰国後は休む間も無く、スタジオ撮影やカラコレ、編集作業を片付けて、3日前から熊本県の人吉という街にいます。

2年前(2013年)の12月に、ひょんなことから鳥飼酒造の代表鳥飼和信氏と知遇を得ました。
帝国ホテルのティールームで待ち合わせたのですが、一目で、何かこう、同志というか、こう言ったら失礼かもしれませんが、同じ種類の匂いを感じました。
氏もどちらかと言えば人見知りタイプだと思いますが、何故か話が弾んで、初対面にも関わらず2時間以上話し込んでしまいました。
香り、味、甘さの居場所など、多分、僕が珈琲の焙煎をやっていることが話題に事欠かなかったことと多いに関係あったと思います。

その後、お会いする機会を重ねているうちに、同社のホームページを作ることになりました。

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2015/05/02

珈琲

coffee cups

久しぶりに珈琲の話です。

早いもので、初めて焙煎してから7年経ちました。
珈琲の焙煎は、想像よりも奥が深く、なかなか理想の域に届きません。
比較するのはおこがましいですが、陶器の焼き物にしても、刀鍛冶にしても、酒の蒸留、料理など、なんであれ、炎を相手にしたら、答えはなかなか見つからないのでしょう。
こんな珈琲の焙煎などという小さな世界であっても、炎に関わると、その玄妙な魅力にとりつかれます。
普段、海外出張で留守以外は、毎日必ず焙煎するので、この7年間で何回ぐらい焙煎したのかわからない。
現在の焙煎機で1回に焙煎する理想的な分量は、結局、815gです。元々1kg用に、体積を計算して作ったのですが、ガスコンロの火力の強弱、焙煎後の保存瓶の容量から、815gに落ち着いた。
珈琲に何を求めるか、で焙煎のやり方はまったく違います。

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