2009/12/30

おいしいコーヒー(4)とギャラリー

連日、コーヒーの焙煎を繰り返しているうちに、幾つか気付いたことがあります。
焙煎の度合いは火力と時間の相関関係で決まりますが、焙煎の度合いと関係なく、豆の体積の変化がある事が解ってきました。深い焙煎であったとしても、豆があまり膨らまないこともあれば、少々浅い焙煎でも結構豆が大きくなっていることがあります。この豆の体積は火力と関係がありそうです。火力が強いと豆は膨らむのです。それに、豆の表面に浮いて来る油脂も火力の温度に関係がありそうです。
僕は専門の焙煎機で行っているわけではないので、進行に合わせて、豆の温度を計るわけにいきません。見た目でどこまで焙煎の特徴をつかむかにかかっているわけです。

本当は、時間に合わせてその都度、豆の温度のデーターをとりながら進行していけば、ある程度の結果は出るはずです。しかし、家庭でやっているわけですから条件は限られています。見た目でやらなければならないから面白い、とも言えるのです。豆が抱いている湿気によって上がりの時間は左右されるので、時間的に一定の決まった法則はありません。ただ、酸味と苦みというのはある程度の法則はありそうです。まず、酸味は浅い焙煎の方が強く感じます。それにひきかえ、苦みは深い焙煎の方がより感じます。酸味に関しては、それでいいのですが、苦みはどうも時間ではなくて、色素だと思います。色の濃度が濃いほど、つまり、黒に近いほど味は苦く感じます。

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2009/12/26

おいしいコーヒー(3)

12/30日、BS朝日、23:00〜24:00に放映される番組のタイトルは、「その先の光へー写真家十文字美信新たな映像世界への挑戦」です。
う〜ん、やはりこういうタイトルになってしまうのです。自分としては、もっと肩肘張らない普通のタイトルを望んでいましたが・・・。

ところで、その後の「おいしいコーヒー」の話です。

あれから、焙煎方法を2種類のやり方で試しました。「直火式」と「間接式」です。穴が空いているドラムは、火が直接豆に接するので、そのぶん豆の芯まで火が通りやすいのですが、当然ながらちょっとでも焙煎時間を誤ると焦げます。穴の空いていない容器は、焙煎の進行状況が把握しやすいのですが、後半は煙が容器内に充満するため、燻された状態になります。それに、豆に含まれた水分が出所を失うために、初期の段階で湿気が発生します。湿気と燻された環境は当然、味に関係してきます。

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2009/12/21

12月30日、23時〜24時

新しく「おわら 風の盆」の編集を始めました。

今日も(21日)これから本編集のために、麻布イマジカへ行きます。
編集している私の姿を主にしたドキュメントがテレビで放映されることになりました。
12/30日、23時から24時の1時間です。チャンネルはBS朝日です。年末の押し詰まった時期ですが、都合つく方はぜひ観てください。

現在キヤノンのホームページで観ることができる「おわら 風の盆」の作品は、18分28秒間の長さに編集したものです。
実際に撮影した素材は、編集に使ったもの以外にもたくさんあります。どのくらいあるのかというと、ただ観るだけでも、すべて観ようとしたら、のべ15時間以上かかってしまいます。そのくらい長時間撮影しました。ですから、編集から外れた映像の中にも、魅力的なカットがたくさん残っているのです。

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