2025/06/21

「おわら 風の盆」デジタル一眼レフ動画の歴史(2)

「おわら 風の盆」デジタル一眼レフ動画の歴史

私のホームページ管理をお願いしているパリ在住のデザイナーKyo市田さんに、アップしている動画を携帯でもフルサイズ画面で観賞出来るようにしていただきました。
「おわら風の盆」、2009年の作品です。

スチールカメラに動画機能を搭載したCANON5Dが大好評だったので、一眼レフスチールカメラでありながら、動画機能を主力にしたCANON7Dを発売することになったのです。
この作品はまだ発売前の、いわば試作機を使って撮影しました。
スチールカメラで動画を撮る黎明期のこと。
もちろんドローンなんてありません。
移動撮影にはヤジロベエの原理を応用した簡易ステディカムを、身体に装着して撮りました。
スチールカメラのデジタルデータで動画を創れることが立証され、以後、動画撮影の自由度が飛躍的に拡がったのです。

デジタルデータ動画の歴史を考える上で欠かせないこの作品は画期的だったと思います。


2025/06/18

ヤオ族の設鬼老六と

ヤオ族の設鬼(呪術師)の息子と

アカ族の村で暮らしてるうちに、偶然タイとミャンマーの国境メーサイの市場でヤオ族の設鬼(呪術師)の息子と知遇を得た。その後は彼の父親である呪術師老六(文中では老四)の家で寝泊まりするようになった。
2年後ギエセンポン(評皇券牒)を探すために老六と旅に出ることになる。
この写真は出発する日に村で撮った。


2025/06/18

タイ北方山中アカ族の村で

タイ北方山中アカ族の村で

ヤオ族の始祖神話が記載されているギェセンポン(評皇券牒)を探してタイ北部山岳地帯へ入った時。
タイ北方山中アカ族の村でしばらく暮らしていた頃の写真、1983年だと思われる。
この時はまだヤオ族の村へ到達することが出来なかった。

その後の日本文化へ興味を抱くきっかけになった撮影行で、私にはとても大事な旅だった。作品集『澄み透った闇』と題して1987年に春秋社より写真文集を刊行した。
何故写真を撮るのか、少数民俗学、儀礼、などに興味ある方にお勧めする本です。


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