2021/12/30

時間の厚み

2006年から撮り始め、2010年に発表した作品「FACES」の一枚。 ポートレートシリーズとして60点くらい撮影した内の1点です。 写真が発明された19世紀当初は、レンズも暗く、感光乳剤の感度も低かったので、撮影時露光 […]…


2021/12/14

「untitled(首なし)」をプリント

久しぶりに「untitled(首なし)」をプリントした。 撮影したのは50年前、私のデビュー作だ。 写真は面白いね、プリントするとうずくまっていた時間が立ち上がって来る。 「撮影者が表現するのでなく、その時代に生きる鑑賞 […]…


2021/11/18

那智の滝

何度プリントしてもその度に違って見える「那智の滝」…


2021/10/31

城崎温泉寺秘仏本尊十一面観音立像

城崎温泉寺秘仏本尊十一面観音立像。 三十三年に一度のご開帳です。 桧の一木造りですが、伝承が大変興味深い。 一本の桧の根元から順に、奈良長谷の十一面観音像、鎌倉長谷の十一面観音像と彫り進み、最後に残った先端部…


2021/10/30

玄武洞

玄武洞。 自然が創り出した見事な節理とスケールを前にして、写真に写るものがあるのかなあーと。…


2021/09/23

「神殿」(13)

作品「神殿」の最後に撮った。 活けた花が枯れたのではなく、枯れた花を活けてみた。…


2021/09/22

「神殿」(12)

「神殿」41点の作品をデータ化終わる。 撮影に使用したカメラは以前書きましたが、レンズは全てダゴールで撮りました。ドイツゲルツ社のレンズですが、設計が個人のせいかトーンに特徴があります。 枯れた花をどのようなト…


2021/09/22

「神殿」(11)

この作品は「神殿」シリーズの最後に撮った。 活けた花が枯れていく過程に魅せられて4年間撮り続けた。周囲の環境と時間が作り出す変化を追っているだけで充分満足だった。 最後に一つだけ、造化が創り出す世界に私も参加…


2021/09/21

「神殿」(10)

作品名を「神殿」と名付けるきっかけになった一枚です。 空間との自然な折り合い、枯れた花の色、垂れた花を支える茎のか細さ強さ、単純であり複雑でもあるライン、残った葉の位置、なんというか抽象的な宗教画と言うべ…


2021/09/21

「神殿」(9)

花器に活けた花が枯れていく過程を見つめていると、美しいと思うタイミングが興味深い。私が感じたことは、認識から始まるのではなく、美はなんとなく始まっていく。…


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