2021/09/20

「神殿」(6)

ボトルに挿していた一年前の菊花を、次の季節まで待って撮った。 曇りガラス越しに見る若い花と枯れた花。なんてことなく当たり前に繰り返されていることだけど、日常は見る人によって面白くも、美しくも、哀しくも、馬…


2021/09/19

「神殿」(5)

早くコロナが収まりギャラリー再開して、枯れる途中の鶏頭の愛らしさ、美しさを皆さまにプリントで観ていただきたい。作品「神殿」より。…


2021/09/02

「神殿」(4)

「作為に陥らないよう」に、と心がける以前に自然は神秘的です。 私はただ観察してるだけ。 庭の隅に咲いていた雛菊が可愛いので、手持ちの小さなガラス瓶の上に置いた。日が経つにつれ、菊のいわゆる生命力は失われてい…


2021/09/01

「神殿」(3)

携帯の小さなモニターでは確認しずらいと思うが、花器の左側に垂れた花はチューリップです。茎をよく見るとビッシリ青黴が覆ってる。中央にあってこちら向きに垂れた花はラナンキュロス。鮮やかな赤から何色とも名付け…


2021/08/31

「神殿」(2)

「人は一人では生きていかれない」の台詞を耳にするたび花や葉を心に思う。花は群れていようが孤独に屹立していようが、そんなことどちらでもお構いなし風に身を任せて美しい。ましてや盛りを過ぎて枯れていく過程では…


2021/08/31

「神殿」

2015年、妻の活けた花が枯れていく様態を撮影し、「神殿」と名付け一部を写真集『常ならむ』にまとめた。撮影に使用した機材は8×10インチのディアドルフでフィルムは富士フイルムのプロビアでした。 コロナの影響で最近はPCの […]…


2021/07/22

闇だまり

どなたかが言った言葉(土方巽さんだったと記憶していますが定かではありません)「陽だまりがあるように闇だまりもある」を聞いて、いつか写真に撮ってみたいと思い続けていますが、実現していない一つです。…


2021/07/22

葡萄文香水瓶

高砂香料工業株式会社の「高砂コレクション」から。 19世紀のボヘミアガラス「葡萄文香水瓶」。 撮影した時は香水瓶の中を光が飛び跳ねているように見えた。…


2021/07/20

今も使ってます

これなんだかわかりますか? わかった人はよっぽどの写真好きかある年代以上の経験者。…


2021/06/08

雲海

きっと、雲海マニアの隊列に「ちょっと私にも撮らせてください」とお願いしながら割り込むのかなあ、と覚悟して立里荒神社まで車を走らせた。 誰もいませんでした。 光は美しい。 本当に光は美しい。…


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