桜
花の内でも格別「桜」が好き、というわけでもないが、満開の景色に遭遇するとなんだかムズムズする。今年はどういうわけか、桜を撮影する機会が増えてしまった。一昨年の2020年は32年ぶりという雪に見舞われ、一瞬だけど、雪…
吉成名高選手のワイクルー
エイワスポーツジム会長室に等身大パネル写真設置。 吉成名高選手のワイクルー(試合前の師に捧げる祈り)を撮った作品。 動きの中の一瞬、頭に付けたモンコンが翻えり、名高選手の筋肉の躍動と呼応する。 中川夏生会長の期待…
『拈華微笑』
京都花背にある「美山荘」大女将の中東和子さんが活ける花を春夏秋冬撮影し、この度『拈華微笑』の題で一冊の本にまとまりました。 企画:中東佐知子、題字:中東和子、総合企画・撮影:十文字美信、アートディレクション:戸田…
『KOYASAN』見本プリント
ニューヨークの出版社「ASSOULINE」から2月に『KOYASAN』が刊行される。本来ならばニューヨークかあるいはイタリアの印刷所へ行き、印刷校正しなければならないのに、コロナの影響でままならなかった。そのために私が印 […]…
「セルフポートレート」
2010年に発表した「FACES」の内から「セルフポートレート」。 自分でもよくわからないが、人間じゃない別の生き物になりたかったのか、記憶の何処かにボブ・ディランの「ローリング・サンダー・レビュー」が残っていたのか、と […]…
「ピクニック」(2)
春のギャラリーオープンに向けて、昨年暮れからずっとプリントしてる。再開始まりは1970~80年代の作品を展示する予定。 父の記憶を元に撮影した内の一枚。 1977年雑誌「The Meditation 」に「ピクニック」と […]…
写真に記録された記憶
記憶が不確かになっていくのは輪郭がボケるからではなく、ディテールを失うからだ。 写真に記録された記憶であれば消えることはない、と思いついた時にはもう細部の実体も定かでなくなっていた。 少年の頃に別れた父の思…
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