2010/02/23

おいしいコーヒー(10)、まとめ

コーヒーについて、いろいろ書いてきましたが、そろそろまとめてみます。

おいしいコーヒーを飲むための条件は、大きく分けると3つあります。
(1)生豆 (2)焙煎 (3)抽出 です。
その重要度は上記の順番だと思います。
たいていは、抽出を工夫するだけでしょうが、この3項目が揃わないとおいしいコーヒーにはめぐりあえません。

なんといってもまず生豆の品質が問題です。産地まで出かけてチェックするわけにいきませんから、信用できる輸入業者から仕入れることが肝要です。
いくら焙煎技術、抽出技術が優れていても、上質な生豆でなければおいしいコーヒーにはなりません。

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2010/02/18

おいしいコーヒー(9)、看板

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このところ、通常の撮影の仕事以外に、大学入試判定審査があり、大学近くのホテルに宿泊。入試審査はとても慎重に行われます。毎年のことですが、審査の日は大学の教授達と一緒に過ごす貴重な時間で、毎年楽しみにしているのです。それも先日終了して、また日常のペースが戻ってきました。

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撮影はあいかわらずの忙しさです。僕の年齢で、コマーシャルの仕事の依頼がくるというのは、本当にありがたいことです。しかし、いつの間にか、どの現場に行っても僕が最年長、ということが多いですね。ついこの間まで、僕が一番年下だったのに・・・。

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2010/02/04

おいしいコーヒー(8)、「CAFE bee」

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最近は焙煎のテスト期間も終わり、好みの味にするにはどのような焙煎をしたらよいかわかるようになりました。火加減,時間なども答えが見つかり、安定した焙煎を続けています。
コーヒーの旨さを感じる要素は、酸味、甘味、苦味、香り、適切な温度などですが、そのどれも欠けてはいけません。浅い焙煎では酸味を強く感じ、進むにしたがって苦味が増してきます。
豆の種類や環境によっても異なるので、一概にはいえませんが、コーヒーに感じる甘味というのが、人に寄って一番違うと思います。

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もしかしたら、コーヒーの甘味というのは、成分としては、まったく違う要素を甘く感じているのかもしれません。
これは僕の体験から得た感想なので、正しい答えではないかもしれませんが、甘味の位置というのは、酸味から苦味へ移る直前に存在するように思います。
しかも、どちらかというと、限りなく苦味に隣接しています。苦味にくっついていると言っていいかもしれません。僕の焙煎方法では、ほとんど、15秒間ぐらいの差です。僕が感じる適切焙煎時間から15秒長く焙煎しただけで、甘味が消えていきます。

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