2010/01/03

おいしいコーヒー(5)

1/3日、午前中は事務所の本の整理。まとまった時間がとれないので、世田谷の事務所から鎌倉へ引っ越すのは少しずつしかできない。焦らずに何事も楽しみながらやろうと思ってる。まだ大事な暗室の引っ越しが残ってる。8×10インチの引き伸ばし機は昨年中に持ってきたので、後は自分達の力でなんとかなるでしょう。

午後からコーヒーの焙煎。
この正月休みの間に、一応の結論は出そうです。

今日は、「ダブルロースト」をやってみた。まだ一度も試していなかったので気になっていたのです。

結果は、予想以上に良かった。
2度目の焙煎時期をどうするかが問題ですが。
1度目の焙煎後、豆が完全に冷えた状態と、まだ温かい状態との2種類で試しましたが、両者にそれほどの違いはわからなかった。我が家の厨房は焙煎テストに適した環境ではないので、この結果はあまり参考にならない。
ただ、個人的に感じたのは、「ダブルロースト」することで焙煎度が確認しやすいのと、酸味の調節がしやすい利点はありました。
1度の熱処理で終了する場合と、時間を空けた2度の熱処理とで、両者の味の違いを確認するまで正確なデーターはとれません。しかし、個人的な感想として「ダブルロースト」は、やり方によっては使えると思いました。

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2010/01/02

今年の正月

謹賀新年。
今年も皆様にとって良い年であることを願っています。

僕にとって今年はめずらしく正月の3日間ともに休みになりました。3日間まるまる休みは本当に久しぶりです。

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2009/12/30

おいしいコーヒー(4)とギャラリー

連日、コーヒーの焙煎を繰り返しているうちに、幾つか気付いたことがあります。
焙煎の度合いは火力と時間の相関関係で決まりますが、焙煎の度合いと関係なく、豆の体積の変化がある事が解ってきました。深い焙煎であったとしても、豆があまり膨らまないこともあれば、少々浅い焙煎でも結構豆が大きくなっていることがあります。この豆の体積は火力と関係がありそうです。火力が強いと豆は膨らむのです。それに、豆の表面に浮いて来る油脂も火力の温度に関係がありそうです。
僕は専門の焙煎機で行っているわけではないので、進行に合わせて、豆の温度を計るわけにいきません。見た目でどこまで焙煎の特徴をつかむかにかかっているわけです。

本当は、時間に合わせてその都度、豆の温度のデーターをとりながら進行していけば、ある程度の結果は出るはずです。しかし、家庭でやっているわけですから条件は限られています。見た目でやらなければならないから面白い、とも言えるのです。豆が抱いている湿気によって上がりの時間は左右されるので、時間的に一定の決まった法則はありません。ただ、酸味と苦みというのはある程度の法則はありそうです。まず、酸味は浅い焙煎の方が強く感じます。それにひきかえ、苦みは深い焙煎の方がより感じます。酸味に関しては、それでいいのですが、苦みはどうも時間ではなくて、色素だと思います。色の濃度が濃いほど、つまり、黒に近いほど味は苦く感じます。

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