沖 潤子作品展「刺青」始まる。
4/24(水)から5/6(月)まで/火曜日休み。
GALLERY Bが企画した展覧会については、僕がDM用の写真を撮らせていただくことにしています。今までには、升たかさんの陶器、瀧本さんの木彫を撮影してDMを作ってきました。今回の沖さんの刺繍作品も、撮影するのが楽しみでした。
僕は不覚にも、沖潤子さんの仕事、作品を、最近まで知りませんでした。
昨年のある時期に、ほとんど同時に(まったく同じ日に)写真家の渞忠之さんと陶芸家の升たかさんから、「凄い作品を作る人がいますよ」と教えられました。
それが聞いてみたら、鎌倉在住で、我が家からもそれほど離れていない距離にお住まいでした。
早速連絡をとって、作品を見せていただきました。
古い布地に、一針一針、丁寧に針を刺しているうちに自然にこれが現れました、というような作品です。
沖さんの作品を言葉で表現するのは難しい。
近寄って見つめると、とても繊細でありながら、全体は自由な精神で作られているようです。
針目を見つめていると、沖さんが辿った道程を僕も同じように歩いているような気持ちになってきます。かつて抱いていた想いの中にいつの間にか浸っているような、そして知らぬ間に、これから実行しようとしてる決心が胸の中に湧き起こってくるようです。
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