2013/06/13

茶毒蛾(2)

昨夜からの雨が今朝も降り続いています。
痒みは一向におさまりません。
睡眠中に、知らず知らず掻きむしっていたのでしょう。場所によってはヒリヒリ痛んで、先端が湿っています。色もさらに赤味が増してきました。

体の場所によって発症の状態が少し異なっていて、小さなブツブツが一面に広がっているところと、大きな面積のところがあります。よく見ると、ブツブツの先端はプツっと水疱化しています。形だけは、ひまわりの花の中心みたいです。あんな綺麗じゃないですけど。
発症していない箇所は、顔、手首から先、局部(よかった)、足首から先だけで、残りはやられています。頭部もひどく、髪の中に手を入れると頭皮はデコボコです。

最もひどい症状は背中ですから、この辺りが直接やられた場所でしょう。
首の付け根は、胸や背中から上がってきてるので、もしかしたらそのうち顔にも出るのでしょうか。

昨日は一日大学の授業でした。「ライティング」の最後の授業で、スタジオのスペースと機材を使って「大切にしているモノを撮る」でした。
学生に指導している間は気持ちが集中してるからいいのですが、ふとした隙間の時間がたまらないです。それに通勤に往復で4時間かかりますから、その間の姿勢が難しい。車のシートに触れてる背中が猛烈に痒いのです。授業を含めて10時間、何とか無事に終わりました。

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2013/06/11

茶毒蛾

今の僕は、ものすごい痒みに耐えています。

このところずっと撮影が続いていて、ブログの更新が出来なかった。
今朝は5:30分に起きてすぐに焙煎を始める。タンザニア、ブラジル、モカを終えたところで一休み。7月からヨーロッパへ行くことが決まっているので、出発前にやらなければならないことが山積です。この時期、庭の植物が繁茂してきてるので、思い立って雑草を取ることにした。
急に思いついたので、その時のそのままの格好で草むしりを始めたのが運の尽き。何と、思いっきり茶毒蛾の幼虫にやられました。経験ある方なら「うわーっ、可哀想」と思われるでしょう。それが寒気と悪寒で震えるぐらいひどいアレルギー症状を起こしてしまいました。

茶毒蛾の幼虫は一見毛虫のような姿です。きちんと隊列を成して集団で「茶」や「椿」の葉に取り付いて若葉を食べているからすぐにわかります。毛虫のように伸びた体毛が人体の皮膚に触れるとアレルギーが起こります。紅くブツブツが出て、猛烈に痒くなります。この体毛は非常に厄介で、たとえ幼虫が死んだとしても、体毛に触れれば変わらずアレルギー症状を発症します。
いつもは用心して、それなりの服装に着替えてから取り掛かるのに、後悔先に立たず、です。
幼虫の体毛が刺さったのが原因ですから、知らずに掻いたり叩いたりすると、さらに深く潜り込んでひどいことになります。発熱する人もいます。

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2013/05/17

パン屋さん「ISHIKO」

A

多摩美術大学で授業を持つようになって今年で9年目です。来年の3月で教授の定年が来ますので退職しなければなりません。自分の人生設計なんて、もともと何も持っていないのですから、何をやってもどうなろうと、別に驚くことは何もないのですが、大学教授の肩書きは自分にとって全くの予想外でした。若い人に対して丁寧に接することは、どちらかというと面倒なことだと思っていましたから、それほど長くはやらないだろうと思っていました。家人も僕を知る周囲の人も同じように想像していたでしょう。ところが実際に学生と接すると、情熱はあるし、学びたい、知りたいという欲望が強いので、授業初日からワクワクさせられたのを思い出します。
僕は3年程前からギャラリーとカフェをやりだしたので、その影響もあると思いますが、卒業しても教え子たちはしょっちゅう訪ねて来てくれます。

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