写真と珈琲のバラード(5)
美味しい珈琲とはどんな珈琲なのか?
人それぞれ好みがありますから、まずは自分の好きな珈琲を探してその特徴を見つけることから始めました。初めは売っている豆を数種類買って来て抽出してみましたが、全く気にいりません。何処のカフェで飲んでも変わらない、個性のない、はっきり言うとつまらない珈琲でした。次に都内の有名珈琲店に行き、何が美味しいのか、その差を確かめることにしました。「ランブル」「バッハ」「大坊」等々それぞれ個性があり、なるほど人気があるのも頷けました。そのうちに自分の好みも解ってきて、実現すべき「十文字珈琲」の課題を5項目に分けて決めました。
①香り→出来るなら花の香り
②口当たり→出来るなら優しく柔らかな口当たり
③味→出来るなら甘味を大事にした何処にもない品格ある味
④喉ごし→出来るならスッと滑らかで、飲み込むと抵抗なく落ちていく喉ごし
⑤残り香→出来るなら最後に甘さだけが残り、グラテーションで優しく消えていく残り香
この5項目を実現させたい。
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