『聖と俗』

『聖と俗』宮下規久朗著・岩波書店

このところ、コロナ災禍で時間が出来たせいか、写真について考える機会が増えた。
最近読んで心に残った本は『聖と俗』(宮下規久朗著・岩波書店)です。
自然を正確に描写する「写実」の精神性や、想いを視覚化する意味について、あるいは二次元の虚構に過ぎない絵画や写真が何を具現化しようとしたか、などの記述がとても興味深かった。
図版も豊富で、難解な問題をわかりやすく解き明かされている。


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