2015/05/02

珈琲

coffee cups

久しぶりに珈琲の話です。

早いもので、初めて焙煎してから7年経ちました。
珈琲の焙煎は、想像よりも奥が深く、なかなか理想の域に届きません。
比較するのはおこがましいですが、陶器の焼き物にしても、刀鍛冶にしても、酒の蒸留、料理など、なんであれ、炎を相手にしたら、答えはなかなか見つからないのでしょう。
こんな珈琲の焙煎などという小さな世界であっても、炎に関わると、その玄妙な魅力にとりつかれます。
普段、海外出張で留守以外は、毎日必ず焙煎するので、この7年間で何回ぐらい焙煎したのかわからない。
現在の焙煎機で1回に焙煎する理想的な分量は、結局、815gです。元々1kg用に、体積を計算して作ったのですが、ガスコンロの火力の強弱、焙煎後の保存瓶の容量から、815gに落ち着いた。
珈琲に何を求めるか、で焙煎のやり方はまったく違います。

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2015/03/19

サンフランシスコ ロケ最終日

現在、カリフォルニア州オークランドのホテル、HILTON GARDEN INN 8階の部屋でこれを書いています。
時間は現地時間で早朝4:30です。
撮影の仕事で来たのですが、一昨日無事終了しました。
天気予備のためにとっておいたスケジュールが昨日でしたので、一日オフの時間が出来たのです。
今回の仕事は、ロケハンのために3/4~8日まで滞在し、一旦帰国して別の撮影を片付け、3/13日の深夜、正確には3/14日午前0:20分に、羽田からサンフランシスコに再び入りました。
幸い天気にも恵まれ、一昨日の17日に撮影は無事に終わったのです。

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2015/03/12

多摩美術大学最終講義(10)続・身体、目隠し写真

写真を撮る際に必要な要素の一つに、「身体的な感覚」があると思います。
ここで言う「身体的な感覚」とは、運動神経に近い分野と生理的な趣向に近い分野と、大きく2種類に分けられる。
どちらにも共通しているのは、思考で判断した行為に基づかないってことです。
いわゆる知識や比較が決断の引き金にならずに、学生達にはもっと速度のある本能的な感覚を体験してほしいと思っています。
写真の授業の中で「身体的な感覚」の実感をどうやって体験してもらうのか、悩ましいところです。
「見えない状態で写真を撮る」のは、私の授業の中でも大事なカリキュラムです。

学生には広いグラウンドに出てもらいます。
まずグラウンドに直線を引きます。
学生達をA,B二組に分け、A組は一定の感覚を空け、グラウンドに引いた直線に沿って一列に並びます。
目の前に三脚を立て、カメラをセットしたら、自分の目の前の直線にフォーカスを合わせます。
B組は、引いた直線の延長線上の離れたところに並んで立ちます。
これで準備完了。
A組は三脚にカメラを設置し、目の前の直線にレンズのフォーカスを合わせた状態で待ちます。
グラウンドに引いたライン上をB組の学生は一人づつ順番に全力疾走します。

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