半夏生(はんげしょう)
半夏生という植物をご存知だろうか?
ドクダミ科の多年草で穂状の花序をつくり、先端に小さな花をつける。
花序に近い葉だけ、つまり、茎の上部に付いている葉だけが今の時期だけ真っ白に変わる。
しかも、葉の片側だけ白くなることから「半化粧」の字をあてることもあり、「カタシログサ」とも呼ばれる。
先日京都へ行った折に、昼の時間を利用して建仁寺塔頭のひとつである両足院へ行った。寺の庭に半夏生が群生していると聞いて見たくなったのです。
その日の両足院は法事とかで、午前中は閉門していたために、花見小路で昼食を済ませてから午後一時過ぎに再び寺に向かった。降り続いていた雨も止み、幸いにも訪れる人は少ない。門を入ると池泉回遊式庭園の池の周囲を囲むように、半夏生は群生していた。
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