「パヴロバ回顧展 」始まる。
今日(12/14)から、ギャラリーBで、「パヴロバ回顧展」が始まりました。
パヴロバさんとは何者か、といいますと、日本に初めてバレースクールを開校した方です。
1919(大正8)年、ロシア革命を逃れたパヴロバ一家(母ナタリア、姉エリアナ、妹ナデジダ)は横浜に居を構え舞踏家として活動を始めますが、関東大震災で被災したこともあり、一時期上海に渡ります。しかし、1925(大正14)年再来日し、鎌倉七里ヶ浜に日本初となるバレースクール「パヴロバ・バレースクール」を設立します。
姉のエリアナさんは、1941(昭和16)年に軍の慰問中に上海で客死。その後、妹のナデジダさんが意志を引継ぎ、バレー教育を続け多くの舞踏家を育てました。
ナデジダさんは1982(昭和57)年に亡くなり、今年が没後30周年にあたるため、地元の篤志家を中心に記念展を行うことになったのです。
当時の珍しい資料や写真などを展示してあります。展示期間は3日間と短いので、あっという間に終了してしまいます。この展示も多くの方にぜひご覧いただきたい。
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