2013/09/20

パリでの打ち上げ

paella

昨日、ウクライナ「Japan Mania 展」のパリ打ち上げをやりました。
市田kyo、ふみこさん夫妻、斎藤しおりさん、それにいつも空港とアパートを送り迎えしてくれる佐藤さん、僕を入れて総勢5人のささやかな打ち上げです。
パリ市内の南にある魚貝類専門のレストランを予約していただいた。
まずはワインとウオッカで乾杯。
僕と斎藤さんは、ウクライナ以来すっかりウオッカにイカれてる。
ふみこさんもウオッカ党なので前日に続いてウオッカです。
佐藤さんはワイン。Kyoさんだけは帰りも運転をしなければならずアルコールなし。ちょっと可哀想。

乾杯の後は生牡蠣をみんなでいただいた。
パリの牡蠣は美味しい。まだ少し時期が早いかもしれないけど、展示も終わったんだから、で皆も納得。
冷たいウオッカにキリリとレモンを搾った牡蠣が合いますねえ。

Kyoさんご夫妻は、僕よりはるかに歳下でむしろ息子夫婦と間違われてもおかしくない。
そんな若い二人にすっかりお世話になっている。お二人が居なければ、パリの生活はまったく違ったものになっていただろう。僕はフランス語ができない上に、パリの事情にも暗いから、些細なことで困ったことにならないよう、いつも気にかけてくださる。歳下の友人であるお二人の友情に支えられて、何とか暮らしてる。

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2013/09/17

ウクライナ「Japan Mania」展報告

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9/13~15日のウクライナでの展示が終わり、パリのアパートに帰ったところです。

ウクライナ日本センターからの招聘があったのが7月末でした。
そこから展示実現までは、怒涛のような日々で、無事に終わってこうして振り返ると、まったく夢のようなキエフでの数日間でした。
ウクライナ日本センターが主催した「ジャパンマニア」展は今年が2回目で、ウクライナの人々に日本の文化を紹介するフェアーです。

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巨大な会場にブースを作り、それぞれ音楽、茶、書、合気道、料理など、さまざまな工夫を施し、ウクライナの人達に日本の文化の一端を楽しんでもらおうという試みです。
昨年は2日間で約1万人の入場者があり、ウクライナの人々がいかに日本の文化に関心があるかわかります。
今年は3日間の会期中すべて雨でしたが、昨年に匹敵する、あるいはそれよりも入場者数は上回ったようです。

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2013/09/08

窓の外

窓の外

パリ北駅からユーロスターでロンドンへ行く。
この列車には、かねがね乗ってみたいと思っていたので、さまざまに興味深い。
パリ出国通関時に、滞在期間、渡英の目的などを事細かに訊かれる。

通関手続きが終わり、列車に乗り込んで右の車窓を見ると、金網越しに黒人の家族が集まっていた。駅のホームを挟んで見えた光景に不意を突かれた。被写体までの距離と白い金網が、僕と彼らを隔てている。なぜこの光景が気になったのかわからない。わかる以前にシャッターを切っている。

僕は写真を撮るたびに思うことがあります。モノを明確に見ることに、心が離れていくのがわかるのです。明確にすることは、はっきりさせることです。モノの行く末を限定すること、場合によっては変化を否定して、そのままジッとしていなさいということになりかねません。モノには、僕が介在する以前から変化の可能性を孕んでいます。

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