珈琲
久しぶりに珈琲の話です。
早いもので、初めて焙煎してから7年経ちました。
珈琲の焙煎は、想像よりも奥が深く、なかなか理想の域に届きません。
比較するのはおこがましいですが、陶器の焼き物にしても、刀鍛冶にしても、酒の蒸留、料理など、なんであれ、炎を相手にしたら、答えはなかなか見つからないのでしょう。
こんな珈琲の焙煎などという小さな世界であっても、炎に関わると、その玄妙な魅力にとりつかれます。
普段、海外出張で留守以外は、毎日必ず焙煎するので、この7年間で何回ぐらい焙煎したのかわからない。
現在の焙煎機で1回に焙煎する理想的な分量は、結局、815gです。元々1kg用に、体積を計算して作ったのですが、ガスコンロの火力の強弱、焙煎後の保存瓶の容量から、815gに落ち着いた。
珈琲に何を求めるか、で焙煎のやり方はまったく違います。
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