自由にやろう
先日、7人の若者が訪ねてきた。
彼らは大学時代に僕の授業をとった「教え子」達です。
遅れてさらに1人参加したので、久しぶりに8人の元学生達と楽しい時間を過ごした。
彼らは2007年に大学を卒業したので、4年ぶりに顔を見た子もいた。
「子」と書いてしまったけど、なかには結婚して子供もいる立派な大人達ですが、僕にとってはやはり「子」と呼ぶのがふさわしい。
「先生、私たちはもうアラサーですよ」
といっていたけど、「アラフォー」になろうが、「アラフィフ」になろうが、僕にとって彼らはいつまでも「子」なのです。
「CAFE beeで先生がいれたコーヒーを飲むのが楽しみ」と言ってくれました。
可愛いじゃないですか。
カフェが閉店後、タクシーで大町へ行き、「ZEBRA」で食事。
「ZEBRA」は僕が大好きなレストラン、オリジナルな味を追求して、とてもおいしいです。
ビールとワインで乾杯。
若者と話していると、知らず知らず自分が彼らと同じ年齢の頃は何を考え、何をしようとしていたのか、と考えてしまう。
若さというのは、その時代の風俗を鮮やかに感知して鋭敏に反応することができるけど、育ってきた時代に対しては関心が薄い。自分に照らして考えても、20代の頃は、時代の前衛を走りたいと思うばかりで、時代が畳んできた歴史まで考えが及ばない。
自分の個人史に想いを馳せると、若い頃の無知な考え方に思い当たり、目の前に座ってキラキラ話している若者達と若かった自分とを重ねてみる。
歳をとる、というのは、本当にとってみないとわからないものですね。
彼らにとって僕は恩師になるわけだけど、少しでも彼らの記憶に残る言葉や、感動した何かが残せたかどうか、まったく自信がない。
大震災以後、何かにつけて、「頑張ろう、友達、力になりたい」みたいな言葉がやたらと目につくけど、なんだか嘘くさい。
今の僕が彼らに届けたい言葉は「自由」です。
怯えて小さくまとまらずに、思考の範囲を大きく、自由に、そしてとにかく行動してほしい。
食事の後は、駅前のスナック「YULI」でカラオケを歌った。
終電ぎりぎりまで騒いだので、駅まで走らなければ電車に間に合わないかも。
改札口をすり抜けて、何度も振り返りながら帰っていった。
「教え子」に会うというのは、いいもんです。
楽しいひと時を過ごしたのですね。
アラサーと言うことは僕と同じくらいです。
自由 、自由な発想を大事にしたいと思います。
「アラサー」は、何か新しい試みをする、という基準でいえば、体力、気力ともに最も充実した年代です。
自由な気持ちを持つことが第一歩ですね。
こんにちは、おひさしぶりです。
私には、記憶に残っていることがたくさんありますよ。
実に贅沢でした。
(当時既に自覚して、毎日必死に噛みしめておりましたが)
仕事で都合つかなかった、と聞いて残念でした。
また顔見せに来てください。それに、山下の写真も見たいね。いつも楽しみにしてる。
私の方は新作の撮影にとりかかっています。
2012年1月に発表するつもり。
貴重な一日をありがとうございます。あの日を境に、自分の気持ちに(やっと)正直に動き出せました。
そして本日、まさか店内にいらっしゃるとは。自分より両親がはしゃいでいたようです。
夏のアイスコーヒーは体が喜びます。
貴重な休みにわざわざ来てくれてありがとう。
ご両親にお目にかかり、こちらもウキウキしました。
アイスコーヒーも自慢です。
毎朝、時間をかけてドリップします。
嗜好品のおいしさの条件は、口に含んだ時においしい香りが口いっぱいに広がり、飲み込むと、その旨味のおいしさがスッと消え、香りは遅れて消えていくものだと考えています。その実現に努力することがおもしろい。
また時間できたら飲みに来てください。