無二の親友
私が尊敬する人生の先輩であり、無二の親友に会ってきた。翌日の朝は深い霧に包まれて駅の構内まで霧が入ってきた。
明けましておめでとうございます。
今は1月3日、あっという間に正月三ヶ日も終わります。今年は連日穏やかな快晴が続きました。天気の影響もあり、また大河ドラマの気分も残っているのでしょうか、鎌倉、特に私のギャラリーがある小町通りは参拝客の人混みがもの凄くて、とても外に出る気が起こりません。警察の許可がないと車を出すこともままならないので、年末からずっとPCの前に座っています。
今年出版予定の新作写真集のためのページわりとデーター作り、印刷の見本プリントを作っていました。
空気と時間をどう写したら美しい表現になるのか、天から与えられた課題のような気もします。50年間培ったノウハウの見せどころだと思っています。順調にいけば夏頃には完成するでしょう。
現在展示してる「十文字美信1970年~80年代の作品展」も残すところ1ヶ月、2/4が最終日となりました。ご都合つく方はぜひご覧ください。私も在廊の予定です。
玄関脇の梅が一輪開きました。
君枝ちゃんが来てくれた。
会うのは何年ぶりだろう、しばしジッと見つめてしまった。撮影したのは1976年だから、46年の時間が経過した。照れ臭い気持ちを通り越して、少し恥ずかしかったのは当時の気持ちが真剣だったからだろう。始めは言葉少なかったけど、話しているうちに些細なことまで思い出してきた。特に彼女の声が当時の情景をリアルに再現する。
「長島さんはどうされてるのでしょう?」
撮影の時にスタイリングを担当してくれたモリハナエ事務所の長島さんには、以後私もお会いしていない。
撮影の途中、東京へ戻る用事が出来てしまい、私と君枝ちゃんと長島さんの3人で、車両部が運転する車で東名高速を走った。途中、御殿場のあたりでアクシデントに巻き込まれたのです。その時、長島さんは咄嗟に君枝ちゃんの体に覆い被さるようしてかばった。
長島さんは今どうしてるだろう。
まだモリハナエさんの事務所にいらっしゃるのか?
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