「砂漠にカーコンポ/松下電器雑誌広告/1978年」
ギャラリー展示作品の内
「砂漠にカーコンポ/松下電器雑誌広告/1978年」
クライアントからの注文で、カーコンポの商品そのものを使って広告を作る。
私は広告を考える専門家ではないが、データに基づいて展開していく広告のやり方に疑問を感じていた。あくまでも作り手が対象として考えなければならないのは大衆という括り方ではなく、好みの違う具体的な消費者一人一人である、と考えていた。完成した広告に好き嫌いがあっていい。だからこそインパクトが生まれる。
気持ちよくカーコンポから響き出る音楽を聴く男、をテーマに、どうすればビジュアルにインパクトを与えられるか考えていた。
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