時間が足りない。
このところ、時間が足りない生活がずっと続いている。
来年1/1日からGALLERY Bで始まる自身の新作写真展のために、暗室に入っていました。
現在制作中の作品のタイトルは「FACES lll」と「神殿」です。内容については、言葉で説明するよりも、ぜひ写真をご覧いただきたい。被写体は「石」と「花」です。今回も、僕が写真家になってからずっと追いかけている「見えないものの視覚化」のひとつです。
このところ、時間が足りない生活がずっと続いている。
来年1/1日からGALLERY Bで始まる自身の新作写真展のために、暗室に入っていました。
現在制作中の作品のタイトルは「FACES lll」と「神殿」です。内容については、言葉で説明するよりも、ぜひ写真をご覧いただきたい。被写体は「石」と「花」です。今回も、僕が写真家になってからずっと追いかけている「見えないものの視覚化」のひとつです。
北鎌倉東慶寺に香薬師如来像がある。
縁あって、撮影させていただくことになった。
像高73センチ、銅造で白鳳時代を代表する傑作です。
この香薬師如来像のファンは多く、亀井勝一郎さんが『大和古寺風物誌』で、和辻哲郎さんは『古寺巡礼』の文中に記述があり、また彫刻家の平櫛田中さんは、この香薬師さまを模刻して、朝夕拝んでいたそうです。
ミステリー作家の内田康夫さんの著書に、香薬師さまを題材にした『平城山を越えた女』(ならやまをこえたおんな)がある。
ところが、現在この香薬師さまはレプリカでしか見ることができません。オリジナルは行方不明です。元々は奈良の新薬師寺に安置されていたのですが、明治時代に2度、3度目は昭和18年に盗難にあい、それ以来、行方がわかりません。
海外に流出している可能性もある、かもしれません。
Recent Comments