たった今思っていること。
昨年から「神殿」とタイトルを付けて植物を撮影しています。
花の盛りはもちろん美しいですが、盛りが過ぎて枯れ始めるときもまた美しい。
時が経つに従い、花の個体によって個性が現れます。すぐに花を落としてあっという間に枯れ縮んでしまうのもあれば、いつまでも色を失わない花もあります。種類によって差がありますが、どうも種類だけではないようで
す。その時の温度や湿度、空気の流れ、光に対する向きなども影響してるようです。徐々に色を変えて、形も環境に寄り添っていくさまは、何とも言えず美しい。
枯れ落ちていく間のどの過程を取り上げても美しく愛おしいのです。盛りが過ぎたからといって捨ててしまうのはもったいない。じっと見ていると想像もしなかった発見があります。
Recent Comments