性空上人の頭部
2005年12月、縁あって、姫路にある書写山圓教寺に行きました。
同寺を創建した
性空上人は延喜10年(910年)京都に生まれ、寛弘4年(1007年)播磨国弥勒寺(現在書写山圓教寺)で亡くなりました。
元山大師良源に師事し、日向国霧島山や筑前国脊振山で修行した後、書写山に入り、感ずるところがあって桜の生木に如意輪観音を彫ったと伝えられています。
生前から数々の霊験があり、39歳の時、法華経を暗誦していると突如として乙若二人の童子が出現したという。これら童子は不動毘沙門天の化身で、性空上人入寂まで上人の側で従ったといわれています。花山法皇、
後年、かの有名な一遍上人が圓教寺を訪れ、桜の樹に彫った六臂如意輪観音像を拝観したとも聞いています。
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