2012/10/01

二人展の作品

10/17日から、木彫家瀧本光國さんとの二人展が始まります。
takimoto+jumonji

僕が今回の展示に出品する作品は、現在撮り続けている「FACES」と「神殿」の最新作です。
「FACES」は石仏のお顔を撮ったもので、「神殿」は枯れかけた花を撮っています。

写真で何を撮っているかを正確に言葉で説明するのはむづかしいです。

写真は、目の前に存在してるものを写すことで成り立っています。そこにあるものを撮る、ことが写真の出発です。ところが、「そこにあるものを撮る」と言っても案外簡単なようで結構複雑な要素を孕んでいます。
端的に言ってしまうと、「目で見た光景と変わらない、もしくは肉眼で見た方が印象に残る」では、写真に撮る甲斐がないです。

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2012/09/18

パリ展オープニング


9/14日、パリの美術館「ELEPHANT PANAME」で展覧会が始まりました。そのオープニングパーティーの様子がメールで送られてきたので写真をアップします。

前回にも書きましたが、僕はこの美術館に一度も行ったことがないので感想を書けないのですが、というより、新しい美術館ですから、今回が初のお目見えです。オープニングに行かれた方の話では、とにかく素晴らしい美術館のようです。建物はナポレオン三世の時代に、ロシア大使館だったと言う人もいます。写真を見る限りですが、時代や時間を感じる美しい空間です。

こんな空間に作品を展示できるのは、作家冥利につきる思いですね。

パーティーは大盛況だったようで、出席者は600人以上だったそうです。
僕も時間が取れれば駆けつけたのですが、撮影の仕事が入っていたので無理でした。
せめて送られてきた写真を見ながら様子を想像するだけです。

作品の展示に関しては、「ギャラリーT,A,F」オーナー飯塚ヒデミさんにお願いしました。

作品は銀塩プリントで、サイズは大全紙。この作品は21点の写真で完結するように考えたのですが、展示スペースの都合もあるでしょうから、1点ずつでも作品として完成するように考えてプリントしました。
僕に与えられたスペースは、横幅5Mの壁面です。横一列に並べて観賞する写真なので、計8点の写真が並べられました。8点のセレクトはヒデミさんにお任せしました。
送られてきたスナップ写真を見ると、作品の雰囲気をとてもよく表現された展示になっています。

当日の会場風景を撮られたのは、飯塚ヒデミさん、市田享馴さん、関口和正さんです。

 

2012/09/11

パリで作品展

パリで写真展をやってみたいと思っていたのですが、今週、やることになりました。

会場はヴァンドーム広場の近くに、新しく出来た現代アートの美術館です。
美術館の名前は、「ELEPHANT PANAME」です。住所は、10, rue Volney 75002 Parisです。
スペースは2000㎡だそうです。現在もまだ一部工事中らしい。らしい、というのは、僕はまだ一度もその美術館を見ていないのです。工事中でもオープンするのはパリらしい、と言っていいのかな。
期間は、9/13〜11/4まで。
9/13日の18:30分からオープニングパーティーがあるそうです。
どなたかパリ在住の方、あるいは、期間中にパリにいかれる方はぜひ立ち寄って作品を見ていただきたい。

今回は僕個人の作品展というわけではなく、美術館の杮落しですから、他の作家達(彫刻家、画家)も参加しています。写真家は僕以外にアメリカ人のErwitt,それにもう一人参加してるそうです。
僕の作品のヨーロッパでの展開は、パリの「ギャラリーT,A,F」オーナー飯塚ヒデミさんにお願いしています。ですから今回の展覧会の詳しいことも、飯塚さんにお任せしました。

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