写真と珈琲のバラード(43)

多摩センター駅前にある多摩美術大学美術館で9/1日より「神仏人」展が始まる。
兵庫県加東市の文化財を展示したもので、縁あってポスター、カタログの表1、表4、撮影と会場照明を手掛けた。
加東市はそれまで行ったことがなかったが、仏像に興味ある者なら、よく耳にする地名です。京都から西、播州や四国との境に位置し、中世の文化を考える上では欠かせない都市です。写真家の目から見ると、大変興味深い仏像が数々あります。中でも朝光寺の秘仏千手観音像、播州清水寺の秘仏毘沙門天像は、おおいに一見の価値あり。今回撮影のため、つぶさに拝見させていただきました。ご住職、加東市教育委員会の方々に感謝いたします。アップした2体以外にも、普段は目に出来ない秘仏の数々が、展示されました。
このような機会はあまりないと思います。私大の展示としては大変ユニークな試みと思います。
時間ある方はぜひご覧ください。


 

permalink :

trackback :