「さくら」

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約3年ぶりにブログを復活させます。

同時に、僕のオフィシャルサイトを一新して、時間の許す限り更新もしてみたい、なんて考えてます。
ブログに書き込む内容は、その時々の仕事を中心とした近況報告になると思う。

さて、6月5日〜24日までショートショートフィルムフェスティバルがおこなわれます。会場は4箇所ありまして、「表参道ヒルズ」「ラフォーレミュージアム原宿」「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」「横浜ブリリアショートショートシアター」です。それぞれの正確なスケジュールは、SHORT SHORTS FILM FESTIVAL 2009のホームページを開いてください。

このフェスティバルも今年で11年目というからそれなりの歴史があるのですね。出品作家はフィルム制作に関わってる若い作家を中心として、すでに長編も作っている監督も参加しているらしい。

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実は、このようなフェスティバルが開催されていることを、僕は知らなかったのです。
なぜここでショートフィルムフェスティバルの話を持ち出したかというと、今回は僕の作品も上映されるからです。

普段の僕の仕事量の半分は、TVCF(テレビコマーシャル)の撮影です。動画撮影のキャリアは、そろそろ30年になります。それだけ長いキャリアですが、動画づくりはCFの撮影以外ほとんどやったことがありません。1度ぐらいは劇映画の撮影もやってみたいと思っていますが、今までチャンスがありませんでした。これも出会いですから、願っていればそのうち映画の話も来るかもしれません。

普段CFの撮影で使用するカメラは、ARI 535が多いです。たまにはビデオやデジタルのカメラを使いますが、フィルムのトーンが好きなので、主流はあくまでも35mmのフィルムです。
ところが、最近画期的な撮影機材が出現したのです。


僕の動画撮影キャリアは30年と言いましたが、自分の専門はあくまでもスチール写真家だと思っています。

画期的な動画撮影機材とは、元々スチール専用のカメラに動画機能を搭載したカメラのことです。えっ、スチールのカメラで動画を撮る?なんて訝しく思うでしょうが、これが、結構凄いです。もちろんデジタルのカードに画像データを記録してるのですが、35mmサイズにフルハイビジョンのデータが入ります。僕が今回使用したのは、キヤノン5D MARK Ⅱでした。
そのスチールカメラを使って、8分30秒のショートフィルムを作ったのです。
何を撮ったかというと、テーマは「桜」です。

桜花は今までもずいぶん撮影してきましたが、なかなか気に入った映像が出来ません。なぜ桜花を気に入ったように撮れないのか、その謎がようやく解けました。

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それは、僕にとって、もしかしたら日本人にとって、といってもいいかもしれません。
「桜」は特別な花なのです。
どんなに美しく咲いていたとしても、目の前に咲いてる「桜」をありのままに撮っただけでは、不満です。
僕の「桜」は目の前に存在している桜とは別に、僕の心の中にも咲いているのです。
目の前の「桜」と心の「桜」とが一緒になってはじめて僕の桜になるのです。

誰にでも自分の桜があるはずです。
言葉で詳しく述べるよりも、8分30秒の映像作品「さくら」を観ていただきたい。

6月5日の15:25分から表参道ヒルズの会場で「さくら」が上映されます。
各会場で2回ずつ上映し、簡単な舞台挨拶もする予定です。

 

 

2 Responses to “「さくら」”

  • Setsuko Yoshioka |

    ブログ公開。おめでとうございます。
    さすがです。
    私はまだ公開できてませんー。

  • NAO |

    十文字さん、こんにちわ。このブログは偶然、見つけました。というか・・・十文字さんとは、遠い昔、PENTAXのカレンダーの仕事でご一緒させていただいたことがあります。アートディレクターの勝井光雄先生と一緒に、六本木の事務所へ伺い、バリの素晴らしいショットを喜太郎のBGMに乗せてプレゼンテーションされたこと、昨日のように覚えています。
    当時、私は宣伝部の若造でした。思えば、あのときすでに映像へのアプローチが始まっていたのですね。いまは自分も、映像の仕事の末席を汚しており、衛星波の番組や観光DVDなどにときどき構成作家として参加しております。十文字さんの素晴らしいお仕事と、日本に対する姿勢に感銘を受けております。
    今後のご活躍をお祈り申し上げます。
     

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