おいしいコーヒー(8)、「CAFE bee」

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最近は焙煎のテスト期間も終わり、好みの味にするにはどのような焙煎をしたらよいかわかるようになりました。火加減,時間なども答えが見つかり、安定した焙煎を続けています。
コーヒーの旨さを感じる要素は、酸味、甘味、苦味、香り、適切な温度などですが、そのどれも欠けてはいけません。浅い焙煎では酸味を強く感じ、進むにしたがって苦味が増してきます。
豆の種類や環境によっても異なるので、一概にはいえませんが、コーヒーに感じる甘味というのが、人に寄って一番違うと思います。

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もしかしたら、コーヒーの甘味というのは、成分としては、まったく違う要素を甘く感じているのかもしれません。
これは僕の体験から得た感想なので、正しい答えではないかもしれませんが、甘味の位置というのは、酸味から苦味へ移る直前に存在するように思います。
しかも、どちらかというと、限りなく苦味に隣接しています。苦味にくっついていると言っていいかもしれません。僕の焙煎方法では、ほとんど、15秒間ぐらいの差です。僕が感じる適切焙煎時間から15秒長く焙煎しただけで、甘味が消えていきます。


僕がコーヒーの焙煎に情熱を燃やした原因は、火を使う、ということにあったと思っています。
陶芸もそうだし、料理でもそうだと思いますが、火を使って何かを作るというのは、思いも寄らない結果に導かれる事があります。作り手の計算を超えた、偶然性に支配される瞬間があり、その偶然から生み出された結果を発見した時の喜びです。僕は写真を撮ることが専門ですが、写真の面白さも、自分の予測を超えたところに存在しているので、なんとなく、喜びの質が似ているのです。

さて、いよいよコーヒーの焙煎もある程度の答えが出たので、この週末(6、7日)は「CAFE bee」で、僕自身もお店に出てみようかと思います。週末に鎌倉散策を計画されてる方で、もし、お時間ある方は立ち寄って僕のコーヒーを試してください。そして、感想など聞かせてくださると嬉しいです。
CAFE bee」鎌倉市雪ノ下1−7−23
 tel-0467223371
鎌倉鶴ケ岡八幡宮のすぐ近くです。

 

One Response to “おいしいコーヒー(8)、「CAFE bee」”

  • Yoshihiro Sasaki |

    おはようございます。 はじめまして!
    鎌倉市七里ガ浜に住んでいる佐々木(ブー)と申します。
    ハワイのエニーの弟分でエニーとは20年以上の付き合いになり私の姉のような存在です。
    エニーから十文字さんの話を聞いてまして、雪ノ下に住んでおられると聞いててすぐ近くだなと思っていました。
    また、私は鶴岡八幡宮で弓道もやっており(まだ初心者)今回カフェビーで焙煎をやっていることを聞きぜひ一度お会いしたいなと思っておりました。
    弓道は毎週土、日でやってますのでぜひ今度お邪魔したいと思ってます。
    ウエブサイトは私の妻がキムチを作って販売しております。
    それでは!

    Boo Sasaki

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