元気です。
しばらくブログの更新が出来ませんでした。もしかしたら、あいつ具合でも悪いのでは?と気にしてくださる方もいらっしゃるかもしれません。元気です。
作品展が終了した時点で、感想などもこの場で書きたかったのですが、なかなか思うような時間がとれません。先月末は、大学の入学試験立ち会い、海外ロケ、今月になって2つの写真審査、大学入試判定、その間にレギュラーで続いているCM撮影、個人的な作品、そしてカフェの焙煎などが、一気に押し寄せて、PCの前にゆっくり座ることも出来ませんでした。
「GARELLY B」で行われた作品展は、たくさんの人が観に来てくださいました。この場を借りて心からお礼を申し上げます。お忙しいにも関わらず、遠方からはるばる来てくださった方も、近くにお住まいの方も、本当にありがとうございます。作品を購入された方もいらっしゃいました。私の分身のような写真をお手元に置いてくださるというのは、言葉に書けない嬉しさです。撮り続けてきて良かったと思う瞬間です。
今回の作品は、展示期間が1ヶ月でしたが、次のギャラリースケジュールが入っていないので、2月も引き続き、そのまま展示を続け、ご希望の方に観ていただくようにしています。お声をかけてください。「FACES lll」については、すでに2点展示替えもしましたし、「神殿」も、新しい作品を撮り続けていますので、せっかくの機会ですから、出来次第また写真を替えようと思っています。
今回の作品「FACES lll」、「神殿」それぞれ4〜50点を目標に完成させ、出来たらBOOKにまとめて発表したいと考えています。また、それとは別に、再度、作品展を開催する希望もあります。この作品はまだ始めたばかりなので、これからどう展開していくのか、自分でもわかりません。僕の写真はいつもそうですが、撮ってみないとその作品がどう変化していくのかわかりません。初めからわからないところが、面白いし、ここまで写真を続けてこられた理由だと思います。ただ、ブログに何度も書いているように、フィルム撮影の現状は厳しいものがあります。
いつまで8×10インチのフィルムを使って作品を作り続けられるのか、心配なところです。フィルムも手に入り難いですし、印画紙も現像液も種類が激減しました。コダックもあのような状態になってしまいました。デジタルが便利なことは充分解っていますが、フィルもの良さもあるのです。手間さえかければ、デジタルとは違った味も引き出せます。フィルムは消えてしまうかもしれませんが、僕は最後までフィルムを使って撮り続けます。
今年は写真を撮る年に決めました。
今まで以上に写真に対する思いを深めていきたいと思っています。そして、僕の写真をご覧になった方が、なんだか新しい力が湧いてきたな、と感じられるよう精魂込めて撮影を続けていきたいです。
展示替えなさったのですね。
是非もう一度見に行きます。
待ってます。