「神殿」(3)
携帯の小さなモニターでは確認しずらいと思うが、花器の左側に垂れた花はチューリップです。茎をよく見るとビッシリ青黴が覆ってる。中央にあってこちら向きに垂れた花はラナンキュロス。鮮やかな赤から何色とも名付け…
「神殿」(2)
「人は一人では生きていかれない」の台詞を耳にするたび花や葉を心に思う。花は群れていようが孤独に屹立していようが、そんなことどちらでもお構いなし風に身を任せて美しい。ましてや盛りを過ぎて枯れていく過程では…
「神殿」
2015年、妻の活けた花が枯れていく様態を撮影し、「神殿」と名付け一部を写真集『常ならむ』にまとめた。撮影に使用した機材は8×10インチのディアドルフでフィルムは富士フイルムのプロビアでした。 コロナの影響で最近はPCの […]…
写真と珈琲のバラード(23)
十文字美信写真集『常ならむ』の表紙デザインが完成しました。アートディレクションはdoppoのイシザキミチヒロさん、デザインは市来沙里さんです。印刷は岡村印刷さん。 総ページ数は372頁、写真点数189点。 「滝」「残闕」 […]…
次回刊行予定の写真集
昨年刊行した写真集『或るもの』に続き、11月完成を目指して次の私家版写真集『常ならむ』の暗室作業に追われています。 『常ならむ』は、5章から構成され、それぞれ、解体された仏像の部位を撮影した「残闕」、落下する水…
頭の中(1)
伊豆稲取から昨日帰りました。 今朝は5:00に起きて綱島へ行き、75分間加圧トレーニング。とんぼ返りに戻り、今日の分の珈琲豆の焙煎。マンデリン480gでした。 それも終わって、伊豆へ行く前にプリントした写真の…
二人展の作品(2)
今回の作品展に出品する「神殿」は、枯れかけている花を撮ったものです。 盛りを過ぎた花は、環境に合わせて徐々に姿を変えていきます。鮮やかだった色彩は少しずつ退色して、終いには冷え枯れた色だけになり、さらに時…
二人展の作品
10/17日から、木彫家瀧本光國さんとの二人展が始まります。 僕が今回の展示に出品する作品は、現在撮り続けている「FACES」と「神殿」の最新作です。 「FACES」は石仏のお顔を撮ったもので、「神殿」は枯れかけた花を撮 […]…
たった今思っていること。
昨年から「神殿」とタイトルを付けて植物を撮影しています。 花の盛りはもちろん美しいですが、盛りが過ぎて枯れ始めるときもまた美しい。 時が経つに従い、花の個体によって個性が現れます。すぐに花を落としてあっとい…
観察者
1/1日から始まった作品展も、ちょうど日程の半分が過ぎました。おかげさまで大勢の方が来廊してくださり、喜んでいます。お忙しいにもかかわらずわざわざ足を運ばれたお客様にこの場を借りてお礼を申し上げます。 前…
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