2024/09/28

見えない時間の余白

現在資生堂ギャラリーで開催されている「天空の宙 静寂を叩く」展に多くの方がいらしてくださいます。感謝の気持ちでいっぱいです。 最近、長沢蘆雪の人気が鰻上りです。研究者によっては応挙よりも評価が高いくらい。 …


2024/09/23

応挙寺の生きものたち

初めて「大乗寺」を訪れた時に感じたことがありました。 「大乗寺」は俗に「応挙寺」と呼ばれるように、何と言っても円山応挙が描いた障壁画で有名です。ところが「大乗寺」客殿十三室を巡って体感したのは、応挙とその…


2024/09/18

円山応挙の日記

現在銀座資生堂ギャラリーで開催している「空想の宙/静寂を叩く」展に、多くの方が来場されています。感謝の気持ちでいっぱいです。 令和3年ですから、今から3年前にある古美術市で円山応挙の日記が発見されました。新聞紙…


2024/07/16

「出現」と「時間」

今回開催する資生堂ギャラリーでの展覧会、メインテーマを「出現」に決めた。 (応挙が描いた孔雀絵は圧倒的です。凄い障壁画を前にして写真を撮る意味はあるのだろうか?圧倒的であるって、圧倒されたこの感覚を写真に定…


2024/07/09

円山応挙と弟子たち

近年は伊藤若冲、曽我蕭白など「奇想の画家」がもてはやされて、正確な写生の重要性を訴えた円山応挙はどちらかというと「つまらない」絵師のレッテルを貼られ勝ちだ。 極め付けは2005年に京都国立博物館で開催された曽我蕭…


2024/05/27

『大乗寺十三室 十文字美信』

『大乗寺十三室 十文字美信』が小学館より発売されました。 18世紀半ばに活躍した絵師円山応挙とその一門13人が、兵庫県香住にある亀居山大乗寺客殿13室全ての障壁画を描いた。この本はその空間に魅せられた十文字が、4年間にわ […]…


permalink :

trackback :