2021/09/02

「神殿」(4)

神殿

「作為に陥らないよう」に、と心がける以前に自然は神秘的です。
私はただ観察してるだけ。

庭の隅に咲いていた雛菊が可愛いので、手持ちの小さなガラス瓶の上に置いた。日が経つにつれ、菊のいわゆる生命力は失われていきますが、形や色彩の微妙な変化に驚きました。枯れていく過程も美しい、と気づかせてくれた最初の花です。


2021/09/01

「神殿」(3)

神殿

携帯の小さなモニターでは確認しずらいと思うが、花器の左側に垂れた花はチューリップです。茎をよく見るとビッシリ青黴が覆ってる。中央にあってこちら向きに垂れた花はラナンキュロス。鮮やかな赤から何色とも名付け難い深い色彩に変化した。妖艶な女性の胸を飾るブローチにしてみたい。


2021/08/31

「神殿」(2)

神殿

「人は一人では生きていかれない」の台詞を耳にするたび花や葉を心に思う。花は群れていようが孤独に屹立していようが、そんなことどちらでもお構いなし風に身を任せて美しい。ましてや盛りを過ぎて枯れていく過程では周囲に逆らわず黙って朽ちていく。私が歳をとったから心惹かれるのではなく、すぐ目の前にあっても見ようとしない人には見えないのです。


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