2009/07/23

近況

前回の書き込みから、ずいぶん日にちが過ぎてしまいました。

蓼科、大阪とロケが続き、その間にも対談、講演、大学の授業と休みなしで動いていました。
何よりも、少しでも余裕があれば、9/5日から始まる個展のための撮影に時間を使いたかったのですが、それもままならず、どうなりますか。

ちょっと他人事みたいに聞こえたかもしれませんが、とんでもないです。寝ても覚めても、写真のことばかり考えています。
以前、「フレーム」というタイトルで、次の展覧会にふさわしい写真フレームについてささやかな感想を書きました。
現在も、今撮っている写真にふさわしいフレームをずっと探し続けているのです。

京都の「三角屋」さんから、江戸時代の栗の柱材で作ったフレームが送られてきて、暇を見つけてはそれを必死で磨いた結果、僕のイメージどおりの質感が出来たのですが、写真を嵌めてみたら、・・・なんだか違うのです。
どう言ったらいいのかわかりませんが、あまりに材が主張して、フレームが物質的になってしまい、肝心の写真が一枚の紙になってしまうのです。写真は印画紙なんだから、紙で当たり前と思われるでしょうが、そうではなくて、僕としては、作品を目の当たりにしたら、当然ながら写真の中身、表現してる世界に気持ちが飛び込みたいわけです。
フレームひとつ取り上げても、問題山積です。

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2009/07/11

大坂屋与兵衛

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またまた京都に関係した話が続きます。

先日、鎌倉の古書店「公文堂書店」にて、偶然おもしろい本を手に入れました。
宇高随生さんが書かれた『写真事始め』です。奥付を見ると初版は1979年ですからそれほど古い本ではありません。
発行は京都の柳原書店です。
幕末に京都で活躍した写真師大坂屋与兵衛に関する記述が大半で、これがとても興味深いのです。

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2009/07/04

半夏生(はんげしょう)

半夏生という植物をご存知だろうか?
ドクダミ科の多年草で穂状の花序をつくり、先端に小さな花をつける。
花序に近い葉だけ、つまり、茎の上部に付いている葉だけが今の時期だけ真っ白に変わる。
しかも、葉の片側だけ白くなることから「半化粧」の字をあてることもあり、「カタシログサ」とも呼ばれる。

先日京都へ行った折に、昼の時間を利用して建仁寺塔頭のひとつである両足院へ行った。寺の庭に半夏生が群生していると聞いて見たくなったのです。
その日の両足院は法事とかで、午前中は閉門していたために、花見小路で昼食を済ませてから午後一時過ぎに再び寺に向かった。降り続いていた雨も止み、幸いにも訪れる人は少ない。門を入ると池泉回遊式庭園の池の周囲を囲むように、半夏生は群生していた。

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