2021/12/30
時間の厚み
2006年から撮り始め、2010年に発表した作品「FACES」の一枚。
ポートレートシリーズとして60点くらい撮影した内の1点です。
写真が発明された19世紀当初は、レンズも暗く、感光乳剤の感度も低かったので、撮影時露光時間は1分、2分を超えることもあったと聞く。時間の厚みが1枚の写真に込められたら、1/250秒や1/500秒という速い時間で撮られた現代写真とは表現の重さが違うのは当たり前だ。
写真にとって時間をどう考えるかはとても重要な要素です。
2006年から撮り始め、2010年に発表した作品「FACES」の一枚。
ポートレートシリーズとして60点くらい撮影した内の1点です。
写真が発明された19世紀当初は、レンズも暗く、感光乳剤の感度も低かったので、撮影時露光時間は1分、2分を超えることもあったと聞く。時間の厚みが1枚の写真に込められたら、1/250秒や1/500秒という速い時間で撮られた現代写真とは表現の重さが違うのは当たり前だ。
写真にとって時間をどう考えるかはとても重要な要素です。
森田奈男樹(エイワスポーツジム)の祝勝会。
「Krush」デビュー2戦目で1ラウンドKO勝ち。
三軒茶屋のイタリアンレストラン「イルピアットカチャトラ」の角濱シェフからサプライズボードのお祝い。盛り上がりました!
久しぶりに「untitled(首なし)」をプリントした。
撮影したのは50年前、私のデビュー作だ。
写真は面白いね、プリントするとうずくまっていた時間が立ち上がって来る。
「撮影者が表現するのでなく、その時代に生きる鑑賞者が主導権を握る唯一の芸術だ」と考えながら写真家になった。だから「決定的瞬間」とは異なる次元から出発したんだ。この先何年間、幾つ作品を作るかわからないけど、これを超えることは出来ないだろうと24歳の時に思った。
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