2022/04/09
桜
花の内でも格別「桜」が好き、というわけでもないが、満開の景色に遭遇するとなんだかムズムズする。今年はどういうわけか、桜を撮影する機会が増えてしまった。一昨年の2020年は32年ぶりという雪に見舞われ、一瞬だけど、雪桜のなんとも薄青い桜を見た。今年はまたそれとは一変して、連日快晴に続く快晴。写生する気持ちで撮った一枚。
花の内でも格別「桜」が好き、というわけでもないが、満開の景色に遭遇するとなんだかムズムズする。今年はどういうわけか、桜を撮影する機会が増えてしまった。一昨年の2020年は32年ぶりという雪に見舞われ、一瞬だけど、雪桜のなんとも薄青い桜を見た。今年はまたそれとは一変して、連日快晴に続く快晴。写生する気持ちで撮った一枚。
このところ毎朝、ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを観るたびに憂鬱な気分になる。先年の世界大戦から我々は何を教訓として学んだのだろう?いつの時代になれば武力制圧は愚かな過ちだと気付くのか。
今朝も病院の駐車場で人を待つ間、1冊の本を読み返した。芳賀徹著『与謝蕪村の小さな世界』(原題の与謝は旧字。目が悪くなり、携帯では文字を探せない)を開いていたら、次の句が眼にとまった。
「稲づまや浪もてゆへる秋津しま」
このところ、コロナ災禍で時間が出来たせいか、写真について考える機会が増えた。
最近読んで心に残った本は『聖と俗』(宮下規久朗著・岩波書店)です。
自然を正確に描写する「写実」の精神性や、想いを視覚化する意味について、あるいは二次元の虚構に過ぎない絵画や写真が何を具現化しようとしたか、などの記述がとても興味深かった。
図版も豊富で、難解な問題をわかりやすく解き明かされている。
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