2022/01/03
写真に記録された記憶
記憶が不確かになっていくのは輪郭がボケるからではなく、ディテールを失うからだ。
写真に記録された記憶であれば消えることはない、と思いついた時にはもう細部の実体も定かでなくなっていた。
少年の頃に別れた父の思い出をたぐり寄せようとしたのに、不確かで奇妙な感覚だけしか残っていない。
曖昧な実感を写真化しようと試みた内の1点。
1976年に撮影して1977年雑誌「The Meditation」に発表した。
記憶が不確かになっていくのは輪郭がボケるからではなく、ディテールを失うからだ。
写真に記録された記憶であれば消えることはない、と思いついた時にはもう細部の実体も定かでなくなっていた。
少年の頃に別れた父の思い出をたぐり寄せようとしたのに、不確かで奇妙な感覚だけしか残っていない。
曖昧な実感を写真化しようと試みた内の1点。
1976年に撮影して1977年雑誌「The Meditation」に発表した。
2006年から撮り始め、2010年に発表した作品「FACES」の一枚。
ポートレートシリーズとして60点くらい撮影した内の1点です。
写真が発明された19世紀当初は、レンズも暗く、感光乳剤の感度も低かったので、撮影時露光時間は1分、2分を超えることもあったと聞く。時間の厚みが1枚の写真に込められたら、1/250秒や1/500秒という速い時間で撮られた現代写真とは表現の重さが違うのは当たり前だ。
写真にとって時間をどう考えるかはとても重要な要素です。
森田奈男樹(エイワスポーツジム)の祝勝会。
「Krush」デビュー2戦目で1ラウンドKO勝ち。
三軒茶屋のイタリアンレストラン「イルピアットカチャトラ」の角濱シェフからサプライズボードのお祝い。盛り上がりました!
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