2022/04/20
狐
名残りの桜を眺めていたら、狐が出現。なぜかわからないが、幸先いい気持ちになりました。
花の内でも格別「桜」が好き、というわけでもないが、満開の景色に遭遇するとなんだかムズムズする。今年はどういうわけか、桜を撮影する機会が増えてしまった。一昨年の2020年は32年ぶりという雪に見舞われ、一瞬だけど、雪桜のなんとも薄青い桜を見た。今年はまたそれとは一変して、連日快晴に続く快晴。写生する気持ちで撮った一枚。
このところ毎朝、ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを観るたびに憂鬱な気分になる。先年の世界大戦から我々は何を教訓として学んだのだろう?いつの時代になれば武力制圧は愚かな過ちだと気付くのか。
今朝も病院の駐車場で人を待つ間、1冊の本を読み返した。芳賀徹著『与謝蕪村の小さな世界』(原題の与謝は旧字。目が悪くなり、携帯では文字を探せない)を開いていたら、次の句が眼にとまった。
「稲づまや浪もてゆへる秋津しま」
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