円山応挙の日記
現在銀座資生堂ギャラリーで開催している「空想の宙/静寂を叩く」展に、多くの方が来場されています。感謝の気持ちでいっぱいです。 令和3年ですから、今から3年前にある古美術市で円山応挙の日記が発見されました。新聞紙…
忘れ難い撮影
今まで何人の人々を撮影してきたかわかりませんが、強烈な印象で思い出されるのが、マカロニウエスタンの俳優としても有名なジャン・マリア・ボロンテさんです。 1984年、私はサントリーエクセレンスのロケーションでローマ…
福原義春さんお別れの会
昨日、12月13日、資生堂名誉会長「福原義春さんお別れの会」へ行った。 招待状に記された午前11:00に帝国ホテルに到着したのだが、孔雀の間受付はすでに大勢の人が並んでいた。会場に入ると正面には蘭の花に囲まれた福原さんの […]…
ドレのロンドン巡礼
谷口江里也さんの『ドレのロンドン巡礼』を読んで心が熱くなりました。まだ写真が発明されたばかりの時代、写真がやれなかったことをドレという一人の人間が時代を描いた。時代を表現しただけでなく、この本の中にはこ…
“Ricordi Lontani” Hikari Aoki avec Ron CARTER
青紀ひかりさんのCDが発売されました。 ジャケット写真は青紀ひかりさんの顔にロン・カーターの指を被せた。いつもながら魅力的な歌姫の瞳と唇そしてロンの繊細な指、ドキドキするようなジャケットが出来ました。歌声に相…
君枝ちゃんが来てくれた。
君枝ちゃんが来てくれた。 会うのは何年ぶりだろう、しばしジッと見つめてしまった。撮影したのは1976年だから、46年の時間が経過した。照れ臭い気持ちを通り越して、少し恥ずかしかったのは当時の気持ちが真剣だったからだろ…
「河原井緑さん/雑誌写楽/1980年」
ギャラリー展示作品の内 「河原井緑さん/雑誌写楽/1980年」 「原宿でスカウトされたらしいよ」と編集者の小田豊二さんから紹介された時は、果物のようにみずみずしい18歳だなと思った。 かつての日本の女優さんが持っているノ […]…
「四谷シモンさん/1972年」
ギャラリー展示作品の内 「四谷シモンさん/1972年」 状況劇場多彩な役者の中でも最高に妖艶で魅力的な女形から、人形作家として出発する四谷シモンさんを被写体に、10人の写真家が写真を撮ることになった。 私は前年に独立した […]…
「マカロニサラダ/雑誌anan/1971年」
1971年、雑誌『anan』編集者椎根典子さんから撮影の依頼があった。衣装は堀切ミロさん、モデルは山口小夜子さんだった。 小夜子さんと初めて会ったのは堀切ミロさんの事務所だったと思う。小夜子さんが21~22歳だったろう。 […]…
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