茶室にアンスリウム

茶室にアンスリウム

華道家假屋崎省吾さんの展示を北鎌倉の円覚寺へ観に行った。假屋崎さんの仕事や作品を詳しいわけではない。知っているかぎりではあるが、派手なしつらえの中でも思い切りの良さに惹かれるところがあった。
円覚寺山内佛日庵の庭内に茶室「烟足軒(えんそくけん)」があり、床に花が活けてあった。一目で假屋崎さんの華だ。花材はアンスリウムと霞草だろうか。アンスリウムはたしか熱帯アメリカ原産ではないか。茶室といえば侘びた風情と見慣れた眼に、そこだけ光が当たったように生き生き見える。
なんでもない花を気負いなくサラリと活けて、尚且つ明るく美しい。実力がなければこのようには花を置けない。
観に来てよかったと思った。


 

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