見えないものへの接近

距離が遠くなると見えない。
過ぎ去った過去は見えない。
当然ながらこれから訪れる未来は見えない。
物体が移動するにあたって一定の速度以上になると見えない。
遮蔽物の背後は見えない。
極小、極大なものは見えない。
音がするだけでは見えない。
闇は見えない。

これら見えないものへの接近が私の写真撮影の動機と言える。
 


 

permalink :

trackback :