「偶然」の概念はない

上から順に。

新年に舞う儀礼。
病気治療のための儀礼。
婚姻の際に行う鶏の骨から吉凶を見る卜占。
病を得た人を渡らせる橋。
クワタン(通過儀礼)の前にシップミエントン(設鬼小、設鬼の助手)に力を注ぐ設鬼。
トウサイ(段階の高い通過儀礼)の際に設鬼が天神と交信する祭壇。
毎朝卜占する設鬼老六。

1980年代当時、ヤオ族の村で暮らす間に私が得た感想は、彼らには「偶然」の概念はないということだった。

写真家として、写真を考える上でとても力になった。
 


 

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