「untitled(首なし)」をプリント

「untitled(首なし)」をプリント

久しぶりに「untitled(首なし)」をプリントした。

撮影したのは50年前、私のデビュー作だ。
写真は面白いね、プリントするとうずくまっていた時間が立ち上がって来る。
「撮影者が表現するのでなく、その時代に生きる鑑賞者が主導権を握る唯一の芸術だ」と考えながら写真家になった。だから「決定的瞬間」とは異なる次元から出発したんだ。この先何年間、幾つ作品を作るかわからないけど、これを超えることは出来ないだろうと24歳の時に思った。


 

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