茶毒蛾(2)
昨夜からの雨が今朝も降り続いています。
痒みは一向におさまりません。
睡眠中に、知らず知らず掻きむしっていたのでしょう。場所によってはヒリヒリ痛んで、先端が湿っています。色もさらに赤味が増してきました。
体の場所によって発症の状態が少し異なっていて、小さなブツブツが一面に広がっているところと、大きな面積のところがあります。よく見ると、ブツブツの先端はプツっと水疱化しています。形だけは、ひまわりの花の中心みたいです。あんな綺麗じゃないですけど。
発症していない箇所は、顔、手首から先、局部(よかった)、足首から先だけで、残りはやられています。頭部もひどく、髪の中に手を入れると頭皮はデコボコです。
最もひどい症状は背中ですから、この辺りが直接やられた場所でしょう。
首の付け根は、胸や背中から上がってきてるので、もしかしたらそのうち顔にも出るのでしょうか。
昨日は一日大学の授業でした。「ライティング」の最後の授業で、スタジオのスペースと機材を使って「大切にしているモノを撮る」でした。
学生に指導している間は気持ちが集中してるからいいのですが、ふとした隙間の時間がたまらないです。それに通勤に往復で4時間かかりますから、その間の姿勢が難しい。車のシートに触れてる背中が猛烈に痒いのです。授業を含めて10時間、何とか無事に終わりました。
何故医者に行かないかというと、ステロイド薬の副作用が恐ろしいのです。茶毒蛾は、時間が経てば必ず治ります。しかし、もしも、ステロイドの副作用が発症したら、とてもこんなものでは収まらないでしょう。医者が安易に強い薬を出し過ぎていると思います。
今回の機会を利用して、このまま放置すると、症状はどう推移していくのか体験してみようと思います。
今までの間に、茶毒蛾の幼虫を見つけると殺していたので、その分のツケと見返りに、きっとこんな目に合ってるのかもです。人間にとっては害虫ですが、彼らも生き抜くために必死でしょうから、こういう目に会うのは仕方ないと諦めています。