手打ちうどん
10/26日、神宮前にあるフィルム制作プロダクション「SPOON」の4階で、「おわら 風の盆」のスタッフ打ち上げ。
プロデューサーの万見さん、菅原さん、PMの成田さんはじめ、「SPOON」(シェフ長北川、デスク宮下)の皆さんが、心のこもった手料理を用意してくれました。
完成した映像作品「おわら 風の盆」は、18分28秒という短い時間でしたが、完成に至るまでには大勢のスタッフの協力が必要でした。
当然ながら、素晴らしい作品を生み出すには、優秀なスタッフが集まらなければ出来ません。しかも、優秀なだけでなく、チームワークがとても大切です。「いい作品を作りたい」という熱意と情熱が、後になって考えると「もしかしたら奇跡じゃないの」と思われるぐらいの出来事を引き起こすのです。
そのスタッフが再び集まってくれました。
まずは、キヤノンチームから紹介すると、岡野さん、岩野さん、中村さん、武田さん、三浦さんが来てくれました。
今は、たいへん忙しい時期にも関わらず、EOSの主要メンバーがずらりと顔を揃え、嬉しかったですね。そして、おかげさまでたいへん盛り上がりました。
録音部の皆さん。
八尾の地方さん達が歌う「越中おわら節」を同録するのはもちろんですが、実際に現場へ行ってさまざまなライブの音を拾ってくれた熊谷さん、大阪から駆けつけてくれました。
この仕事をやると決めた最初から、録音の重要性に関しては解っていたので、優秀な技師さんと組みたかったのです。
音楽プロデューサーの川越さん。
現実にはない音の幾つかを加える相談に乗ってもらいました。
仮編集をお願いした松本さん。
AVIDという編集機を使って、作業を進めていったのですが、現在はこの仮編集の段階で作品全体の構成を、かなり細部まで決めてしまいます。特に、編集というのは、編集者と僕とのリズムが合わないと駄目なので、そういう意味からも難しいのです。
本編集をお願いしたイマジカの大澤さん、アシスタントの齋藤さん。
主として、仮編の時の感動をさらに緻密に具体化する作業です。
カラリストの水上さん、アシスタントの山口さん。
水上さんとは長い付き合いで、普段僕がTVCFのために撮影した映像のすべてのカラリングをお願いしています。だから、僕の映像のカラートーンを一番よく知っている人。
ポスプロのコーディネーター鈴木さん。
タイトルデザインをお願いした大森さん。
大森さんとも長いお付き合いで、サントリー天然水の仕事をず〜っと一緒にやってます。今回も、納品の数日前に突然デザインをお願いしてしまいました。
メイキングの撮影をしていただいた有田さん。
僕みたいな被写体を撮るのは難儀だったことでしょう。苦労話を聞いてみたいような、聞きたくないような、複雑な気持ちです。
ビデオプロモーションの吉田さん、星野さん、山崎さん、松井さん。
ビデオプロの皆さんは、前作「さくら」の時から一緒のメンバーで、僕の仕事の進め方をよく理解されてる代理店の方達です。
撮影スタッフの中島チーフ。
中島君にはアシスタントの仕事だけでなく、Bカメの役割も担ってもらい、諏訪町を2階から撮る映像は彼が撮影しました。
画コンテを描いてもらった真名子。
娘でございます。
撮影助手の山口。
今や私の両腕、両足、両眼すべてを助けてもらっていて、彼がいなければ仕事がストップしてしまいます。
マネージャーの林。
十文字事務所の、なんというか、影の代表者。そして、この日のイベント「手打ちうどん」のやはり影の仕掛人です。
富山県八尾で毎年行われる「おわら 風の盆」は、以前から機会があったら撮影したいと思っていました。しかし、なかなかチャンスが訪れませんでした。
キヤノンからデジタルカメラEOS 7Dを使って、「さくら」に次ぐ動画作品第2弾を作る話があった時に、被写体として真っ先に浮かんだのは「風の盆」でした。デジタル動画なら、真夜中の暗い「町流し」をきれいに撮れるかもしれないと思ったのです。
しかし、八尾の土地勘もなく、まして、僕は関東の人間ですから、越中の人たちの機微を熟知してるわけではありません。誰を中心にスタッフ編成するかが問題でした。地元の事情に詳しいメンバーを探さなければなりません。そして、「SPOON」の万見さんが八尾高校の野球部出身だと聞いていたのを思い出したのです。そこからこの仕事のすべてが始まったわけです。
会もたけなわの頃、ついに僕の「手打ちうどん」イベントが始まる事になりました。
告白すると、今までに経験したのはたった1度だけ。うまく打てるかどうか、まったく自信などありませんでした。感謝の気持ちで打つしかない。結果はどうだったでしょうか。見かけは、名古屋のきしめんみたいになってしまいました。一応、「讃岐うどん」のつもりです。その時の写真を掲載するので、味の程は想像してください。
楽しかったです。
出席していただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、近々に、八尾の皆さんともまたお会いしたいと願っています。
富山県の八尾市でおわら風の盆という祭りがあるということは知りませんでしたが
日本のどこかで深夜に町流しをする祭りがあるということは知っていました。
行ってみたい場所、見てみたい物リストの一つでもありました。
撮影一週間前の急な参加にもかかわらず
2カメとして撮影もできとてもラッキーでした。
ありがとう御座います。
普通に観光では見ることのできない感動的な風景をいくつも見ることが出来ました。
各町の子供たちの練習風景
録音のために集まってくれた”おらわオールスターズ”
諏訪町で撮影のためにお借りしたお宅の一階で行われていた身内のおわら会
祭り最終日、3日深夜〜4日早朝の鏡町ラストグルーブ(?)
その鏡町深夜、広場で行われた最後の歌と踊りの撮影では
撮影している十文字さんを羨ましく思いました・・・
”あぁ、俺も撮影したい・・・”と
身内的コメント、失礼いたしました。
撮影なかじま
突然の招集にも関わらず、頑張ってくれました。特に、不慣れなカメラでしたが、Bカメとして満足いくショットがありましたよ。
普段のCF撮影と異なり、ドキュメント映像を作るアプローチを、間近に見て、何かをつかんでくれたのならお願いした甲斐がありました。