加圧トレ
今朝(9/29日)、7:00より加圧トレーニングをやってきました。
2日前(27日)にCFのロケで阿蘇から戻ったばかり。そのため、前回のトレーニングから10日間も空いたので、やはり、きつかったです。
加圧トレは、59歳の時から始めたので、もう、かれこれ3年が過ぎました。飽きっぽい自分にしては、驚くほど続いています。
ペースは1週間に1回、いつも朝の7時から1時間です。
ジムの所在地は横浜の綱島です。
今は加圧トレーニングのブームらしいので、ほとんどの方はご存知でしょうけど、腕と足の付け根に圧力を加えたままで負荷をかける方法です。具体的には、血圧測定器を想像されたら近いです。両腕と両足の付け根の関節部にベルトを巻き、そのベルトにコンプレッサーで空気圧を加えていきます。そのために血流が制限され、通常のトレーニングとは違った状態になります。それほど重量が重くないバーベルを上げても、血液の流れが制限されてるので、脳が騙され、より多くの成長ホルモンを出すと考えられています。
この理論は僕のインストラクターである鈴木さんからの受け売りです。発明者は佐藤先生という方で、ご自身が10代の頃から実験を重ねていたそうです。僕としては、そもそも何がきっかけでこのような理論に達したかが興味ありますね。それで、鈴木さんに尋ねました。鈴木さんは加圧トレーナーの第1号認定者で、もちろん佐藤理論にも詳しいのです。
答えは、「長時間正座をしてると足がしびれますね、それで解放するとジンジンするじゃないですか、その時に考えついたらしいです」
う〜ん、なんとなくわかりましたが、はっきりしません。
佐藤先生は若い頃、自分の肉体のあらゆる部位を縛ってはトレーニングしたらしい。きっと開発者ならではの苦労が山ほどあるのでしょう。
頸動脈を軽く縛って実験した時は、失神して救急車で運ばれた時もあったそうです。そうでなくても、気を失うことは多々あったと聞きました。おかげで今は、器具もさまざまに改良され、危険なことは何もありません。
僕としては自分の肉体で効果を実証してるわけです。
まず、ジムに入るとストレッチから始めます。マンツーマンで、だいたい20分ぐらいかけて入念にやります。この時点で、鈴木さんは僕のその日の体調を推し量っているのでしょう。
それから自転車こぎを5分間、これで心拍数を100ちょっと超えたくらいにします。その状態ですぐに、通常のマシンを使ったトレーニングをやります。さまざまなトレーニングを20分ぐらい。そして、最後に両腕、両足に圧力を加え、約20分ぐらいのトレーニングをやって終了。
効果の程は自分ではわかりません。
ただ、鈴木さんを信頼して続けています。
「十文字さん、あなたぐらいの年齢では、去年と同じ体調を維持するだけでも大変な努力が必要なのです」
この話は僕の胸の奥にしっかり届きました。確かにその通り。年々、衰えを実感していたからです。でも、3年前からは衰えの進行が止まった気がします。もちろん、そんなことはないので、あくまでも気がするだけですが。そう思わせるくらいの効果はあるのです。
I love your interesting Training story.
加圧トレーニングはまだまだおもしろい話があります。次回、書きますね。