「おわら 風の盆」デジタル一眼レフ動画の歴史(2)

「おわら 風の盆」デジタル一眼レフ動画の歴史

私のホームページ管理をお願いしているパリ在住のデザイナーKyo市田さんに、アップしている動画を携帯でもフルサイズ画面で観賞出来るようにしていただきました。
「おわら風の盆」、2009年の作品です。

スチールカメラに動画機能を搭載したCANON5Dが大好評だったので、一眼レフスチールカメラでありながら、動画機能を主力にしたCANON7Dを発売することになったのです。
この作品はまだ発売前の、いわば試作機を使って撮影しました。
スチールカメラで動画を撮る黎明期のこと。
もちろんドローンなんてありません。
移動撮影にはヤジロベエの原理を応用した簡易ステディカムを、身体に装着して撮りました。
スチールカメラのデジタルデータで動画を創れることが立証され、以後、動画撮影の自由度が飛躍的に拡がったのです。

デジタルデータ動画の歴史を考える上で欠かせないこの作品は画期的だったと思います。


 

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