花は盛りだけが美しいわけではありません。枯れ落ちていくまでの、どの瞬間も見応えがあります。徐々に退色していく過程のそれぞれに、新しい色名前をつけたくなります。かたちにしても、花がまだ若い間は、花だけのかたちですが、時間がたつにしたがい、重力や環境に寄り添って、えもいわれぬ造形に変わっていきます。その時々の、想像を超えた、神妙な姿に心をうばわれるのです。
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