昨日の対談
昨日、スタイリストの高橋靖子さんに誘われて、表参道の本屋さん「山陽堂」の二階で対談を行った。靖子さん、通称ヤッコさんの著書『表参道のヤッコさん』が、河出書房新社より文庫化されるにあたって何か一緒に話を、ということでした。ヤッコさんというと、スタイリストの草分け、とか伝説のスタイリストなどと言われているらしいけど、僕にとっては現役バリバリのスタイリストです。文庫に記されてる履歴をあらためて見ると、70歳を超えていらっしゃる。まずは彼女の若さとバイタリティーに脱帽です。対談に誘われたのは嬉しいのですけど、今まで僕は表参道にあまり深く関わってこなかったので、お役に立てるかどうか心配でした。
ヤッコさんと最初に会ったのは、僕が写真家として独立したその年です。1971年に雑誌『anan』で、世界的に著名な服飾デザイナー、ザンドラ・ローズのページを組むことになり、その撮影のスタジオでした。もう今から40年以上も前ですから、僕の記憶も曖昧です。ザンドラ・ローズはヤッコさんが旧知のデザイナーでしたから、新人も新人、まだ写真家として3ヶ月しか経っていない僕のために、少しでも楽な気持ちで撮影を、ということだったのでしょう。『anan』編集者、椎根和さんの深い計らいですね。